焼き菓子研究家のkinakoです。今回は、100均のマフィンカップを使って作る本格マフィンをご紹介します。専用の型がなくても、100均のマフィンカップで充分美味しいプロ級のマフィンが作れますよ。 美味しく作るコツは、撹拌しながらしっかり材料をつなぐ事。これができるだけでも仕上がりが全然違ってきます。では、さっそく作っていきましょう!
カップマフィンの材料(底6cm径のマフィンカップ 6個分)
具材
バター | 75g | |
きび糖グラニュー糖でも代用可 | 70g | |
無糖ヨーグルト | 大さじ1 | |
卵Mサイズ2個程度 | 95g | |
薄力粉 | 160g | |
ベーキングパウダー | 8g | |
塩 | ひとつまみ |
トッピング
ココアビスケットサンド | 2~3枚 | |
板チョコ | 適量 |
カップマフィンの作り方
生地ができたらカップに詰めていきます。1個80g程度を目安に、大きめのスプーン等で詰めていきます。詰め終わったらカップをテーブルから持ち上げ、軽く落とすようにしてカップの底までしっかり生地を行きわたらせます。
表面がまばらな塊になっている場合は、スプーンの背等で軽くならしておくと綺麗に丸く膨らみます。
最大のコツは材料と材料をしっかり“つなぐ”事!
バターと卵を混ぜる時、粉類と牛乳を混ぜる時、それぞれしっかり材料と材料をつなげて混ぜていくと、キメの細かいしっとりふわふわのマフィンに仕上がります。
最初はどの状態が『分離』なのか、どの状態が『乳化』なのか分かりづらいかもしれませんが、しっかりつながった材料と材料は、目に見えてなめらかでムラのない状態になります。
しっかり見極めていい状態の生地を目指しましょう。
いざ実食。トッピングのザクザク感と生地のふわふわ感が相性抜群!
できたてほやほやをいただきました。ほん海苔温かく、ふかふかの生地は絶品です!しっかり材料がつながっているので、生地はキメ細かく仕上がりました。 ビスケットのザクザク感がアクセントになって食べ飽きず、軽く一個を一気にたいらげました。(笑)手作りのマフィンは余計な添加物等が含まれていないので、素材の味がしっかりして本当に美味しいです。 できたても美味しいですが、バターがまわった翌日もまた味が変わって美味しいですよ。温めなおす時はレンジで30秒程度温めてから、1分ほどトースターで炙るように温めると焼き立てのような香ばしさが蘇るので、ぜひ試してみてください。 軽い食感なので、私はおやつだけでなくパンの代わりとして朝食にもいただきます。コーヒーとの相性もバツグンなので、ゆっくりお茶を楽しみたい時は、ぜひこのマフィンとじっくり淹れたコーヒーのセットで、至極のカフェタイムをお過ごしください。
生地さえできればアレンジ自在。オリジナルカップマフィンを作ろう!
生地さえしっかり作れたら、ビスケットや板チョコの他、冷凍ベリーミックスやナッツ等、すきな具を乗せるだけでお好みのマフィンがいつでも自由に作れます。美味しい生地が作れるようになったら、ぜひ色んなトッピングにチャレンジしてみてくださいね。
焼き菓子工房『CUIRE』にて、焼き菓子のオンラインショップを運営。また、焼き菓子ブログ『CUIRE 焼き菓子研究所』にて焼き菓子を中心としたレシピを提供。複数のWebメディアにてレシピライターとしても活動中。