お菓子研究家のkinakoです。今回は、自宅で本格的な大学いもが作れるレシピをご紹介します。近年、品種改良が進み、焼き芋にするだけでスイートポテトのように美味しいブランドさつまいもがたくさん出回っています。そんな人気のさつまいもを使って、まるで蜜いも専門店のような本格的な大学いもを、手間を惜しまず本気で作ってみました。(笑) さつまいも自体が美味しいので、加工すればなお美味しい事間違いなし!ただし、表面はカリっと、中はホクホクで美味しく食べられるのは、作ってから約1時間以内です。自宅で手作りするからこそ、出来立てアツアツの専門店のような大学いもが味わえます。ぜひこのレシピで、出来立ての大学いもを味わってみてください!
本格大学いもの材料()
材料
さつまいも | 中2本(400g) | |
砂糖 | 大さじ2 | |
醤油 | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ2 | |
黒ゴマ | 適量 |
本格大学いもの作り方
水はさつまいもに被るぐらいたっぷりと入れてください。こうする事で、変色を防ぐとともに、アクを抜きます。10分経ったら水を切って軽く洗い、ボウルに戻してふんわりラップを被せ、600wのレンジで3〜5分加熱します。柔らかさは竹串が刺さる程度でOKです。
160℃に温めた油で、さつまいもを揚げます。油の中で転がしながら約2分、焼き色がつかない程度にカラっと揚げます。できたらキッチンペーパー等を敷いたバットに取って、油を切って一休みさせておきます。
これで出来立てが美味しい大学いもの完成です。美味しいのはここから1時間以内!出来立てほくほくの大学いもをいただきましょう。
最大のコツは、さつまいもの2度揚げ!
さつまいもを温度を上げた油で2度揚げする事で、表面がカリカリに仕上がります。事前にレンジ加熱して中はすでに柔らかい状態なので、油で揚げるのは表面をカラっとさせる程度でOK。このひと手間で、仕上がりのカリっと食感が違ってくるので、省略せずにひと手間加えましょう。
この2度揚げテクニックは、その他揚げ物にも応用できます。1度目は低めの温度で、2度目は高めの温度で2度揚げする事で、表面はカリっと中はしっとりに仕上げる事ができますよ。揚げ物を作る際に、ぜひ試してみてください!
いざ実食。カリっとホクホク!作りたてがおいしい!
甘辛いタレの中から、黄色いホクホクのしっとりさつまいもが登場します!表面がカリっとしているので、食感まで美味しい。黒ゴマの香ばしさも最高です!この大学いもの賞味期限が1時間なのは、このタレの影響。時間が経つとタレが溶けてさつまいもがしんなりしてしまうので、この食感が味わえるのはできてから1時間以内です。カリっとホクホクのお店みたいな大学いもを、ぜひ出来立てで楽しんでください!
本気で作る本格大学いも
少し手間はかかりますが、その分作りたての美味しさはプロ級!そのまま食べても美味しいさつまいもにひと手間加えるだけで、もっと美味しいさつまいもスイーツが味わえます。出来立てほやほやを楽しめるのは、自宅で手作りするからこそ。アツアツホクホクの大学いもを、ぜひこのレシピで体験してみてください!
焼き菓子工房『CUIRE』にて、焼き菓子のオンラインショップを運営。また、焼き菓子ブログ『CUIRE 焼き菓子研究所』にて焼き菓子を中心としたレシピを提供。複数のWebメディアにてレシピライターとしても活動中。