練乳で超簡単！濃厚すぎる手作り牛乳プリンのレシピ

1まずはゼラチンの下準備をしよう

ゼラチンは、メーカーによって水にふやかしてから使うタイプのものと、そのまま温かい液体に加えて溶かすタイプのものとがあります。

今回はそのまま液体に加えるタイプのものを使用していますが、水にふやかしてから使うタイプのものを使う場合は、事前にパッケージに記載されている分量の水でふやかしておきましょう。

2牛乳を火にかけよう

まずは牛乳を中火にかけます。温まり始めたら練乳を加え、沸騰させないように絶えず混ぜながら温めます。今回のレシピは少し甘さ控えめなので、甘味強めの牛乳プリンにする場合は味見をしながら追加しても大丈夫です。

ただし、プリンが冷えると甘味は弱く感じるので、この時点では理想より少し甘めにしておくと、丁度いい甘さの牛乳プリンに仕上がりますよ。

※練乳ではなくお砂糖で代用することも可能です。その場合も同じくこのタイミングで砂糖を加えてください。練乳の糖分はお砂糖より少ないため、練乳の代わりにお砂糖を使う場合はお砂糖の量を5〜10ｇ程度減らして味見をしながら調整してください。また、今回は牛乳プリンなので、色がつかないようきび糖や三温糖などの茶色いお砂糖は避けましょう。

3沸騰直前まで温めよう

牛乳を沸騰させると仕上がった時の口当たりが悪くなってしまいます。必ず沸騰直前で止めましょう。お鍋の底からポコポコと気泡が出始めた頃が沸騰直前の目安です。ボコボコと泡が立ち、細かい泡に覆われている状態は沸騰させ過ぎです。目を離さずタイミングを見極めましょう。

温度で言うと90℃ぐらいが理想なので、温度計がある場合は測りながら温めると便利です。

4ゼラチンを加えよう

沸騰直前まで温めたら火を止め、粉ゼラチンをふり入れ予熱で溶かします。粉ゼラチンはダマになりやすいので、しっかり溶けるまで混ぜましょう。ふやかすタイプのゼラチンでも加えるタイミングは同じです。その場合でも同じくしっかり溶けて塊が見えなくなるまで混ぜましょう。

予想以上に溶けにくいので、ゼラチンの塊が見えなくなってもしばらく混ぜて、溶かし残しをなくしておきましょう。

5濾してダマを取り除こう

ダマがなくなったら一度濾します。濾し器がなければ目の細かいザル等でもかまいません。

こうする事で、残ったゼラチンのダマや牛乳の膜を取り除き、口当たりのいいなめらかな牛乳プリンに仕上げる事ができます。また、見た目にもザラつきの無いツルンと綺麗な牛乳プリンに仕上がりますよ。

6カップに注ごう

できたプリン液をカップに注ぎます。この時片口レードルがあれば注ぎやすくて便利です。

缶詰のフルーツ等を入れてアレンジするのもおすすめ。ただし、生のフルーツの場合は種類によってゼラチンが固まりにくくなる事があるので注意が必要です。生のパイナップルやマンゴー、キウイなど南国のフルーツは特に固まりにくくなるので避けましょう。

同じフルーツでも火を加えて加工された缶詰なら大丈夫なので、フルーツ入りにするなら缶詰を使いましょう。

7冷蔵庫で3時間以上冷やしたら完成！

均等に注いだら、冷蔵庫で3時間以上冷やして出来上がりです！冷え固まったらお好みでフルーツソースや果物をトッピングすれば、より美味しくカラフルな牛乳プリンが楽しめます。また、プリン専用型でなくてもおしゃれなティーカップやお気に入りのカップで作れば、デコレーション無しでも華やかな牛乳プリンに仕上げる事ができますよ。

濃厚だけどサッパリしていてとっても美味しい！牛乳プリンは元々好きなのですが、市販されているものによっては濃度が薄く水っぽい事があるので、ならば濃厚な牛乳プリンを自分で作ろう！と思い立って作ったレシピです。 やっぱりその決め手は『練乳』。練乳をお砂糖代わりに使う事でミルクの風味がアップし、しっかり濃厚なミルクの味がするプリンに仕上がります。 ちなみに、完成例の写真にのせている赤・黄色・紫のソースは「フルーツソース」といい、スーパーで手に入ります。彩り要因としてはジャムで代用もできますが、ジャムだと少々甘くなりすぎるため、甘みを調整してみてくださいね。 オーブンが無くても作れる簡単スイーツなので、ぜひ気軽に作ってみてください。