洋食歴20年の料理人hiroです。今回のレシピは、ちょっとした集まりがあるシーンで、大きめの器に一気に仕込み、お皿にサーブして提供するのに大活躍。グランマルニエを注いで、ふんわり口溶けショコラムースに仕上げます!サーブ次第で8〜10皿分取れて、冷蔵庫保存で3日楽しめますよ。早速作っていきましょう。
手作りショコラムースの材料(10人分)
具材
板チョコブラック | 4枚(200g) | |
無塩バター | 90g | |
卵黄Mサイズ | 6個分 | |
卵白Mサイズ | 6個分 |
調味料
グラニュー糖 | 70g | |
グランマルニエブランデーでも可 | 15g | |
ココアパウダー | 適量 |
付けあわせ
バナナチップス |
手作りショコラムースの作り方(1分動画で早回し解説)
手作りショコラムースの作り方
板チョコレートは1枚が15ブロックですので、その半分の30ブロックに割っておくと良いでしょう。包丁で細かくする必要なしです。
時折、ボウルを傾けながら満遍なく空気を含ませてツノが立つまで撹拌です。
ホイッパーで撹拌すること5〜6分。持ち上げるとホイッパーにメレンゲがついていて、ボウルに残ったメレンゲはツノが少しおじぎしているほどになりました。この状態がベスト。これが「9分立て」のメレンゲです。
卵黄を漉すことで「滑らかな口当たり」に!
ザルの上に卵黄6個を乗せたら、ゴムベラを使って押し流すようにします。茶碗蒸しでもそうですが、必ず卵液を漉し器で漉すのは口当たり滑らかにするのが理由なんですね。
混ぜ合わせていく時は、底のあたりから気泡を潰さないようさっくりと混ぜ合わせていくようにします。一瞬だけ画像のようにマーブル状になりますが、この瞬間が見られるのはチョコレートムースの楽しみでもあります。
しっかりと底から混ぜ合わせた状態です。空気が含まれたので体積が増えているのが分かりますね。
大勢で楽しむ時に一番ベストな仕込み方です
ちょとした集まりでは、ケーキだとホールで作るのと同じで、ムースだと器に一気に流してサーブするのが楽。ムースをスプーンですくってみると、断面がブツブツしてます。これはメレンゲに含まれている空気。気泡を潰さないようにさっくり混ぜる理由がここにあります。グランマルニエを使用することで、オレンジの香りも相まってプチ高級感を味わえますよ。
是非とも一度、手作りでショコラムース作りを楽しんでみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。