洋食歴20年の料理人hiroです。梨の旬は8〜10月上旬。安くて美味しい時期に是非とも試してもらいたいコンポートです。コンポートとはフランス料理の伝統的な保存調理法でこれに漬けておけば1週間以上日持ちします。また余ったコンポート液はジュースやゼリーにリメイクして楽しめますよ!早速作っていきましょう。
梨のコンポートの材料(4人分)
具材
梨 | 2個 | |
クローブ | 6粒 | |
シナモンスティック | 1/2本 |
調味料
グラニュー糖 | 90g | |
白ワイン | 250g | |
水 | 200g | |
レモンジュース | 大さじ2 |
梨のコンポートの作り方
シナモンスティック1/2本と、クローブを6粒足しておきましょう。シナモンは甘い香りとマイルドな風味、クローブは甘く濃厚な香りと、ピリッとした苦味と辛味があります。ちょっとしたスパイスで大人のデザートに仕上がりますよ。
これが今回のコンポート液です。後で火にかけます。
外の皮と中の芯とタネを取り除きます。
確実な火入れは落としブタとタイマー!
再沸騰したら、オーブンシートで作った落としブタをかぶせ、弱火にかけます。こうやって煮ることで短時間で火入れすることができ、形が残った状態で味が染み込んだ梨のコンポートに仕上げることができます。
落としブタをして、タイマー10分。弱火にかけたまま煮ていきましょう。
まるで冷たいフルーツスープです♪
今回の梨のコンポートは盛り付け時にコンポート液も合わせて盛り付けましょう。梨には味が染み込んで食べやすくなっており、余ったコンポート液はフルーツのスープ感覚で頂けます。スパイスがほんのりと感じられますが、お子様にも十分喜んでもらえます。私は余ったコンポート液をソーダ割りにして飲むのが好きです。
桃などの痛みやすいフルーツはこうやってコンポートにすることで、長持ちさせることが可能です。是非とも旬の時期にコンポート作りを楽しんでみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。