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市販チョコで簡単につくれる「口溶け滑らか本格生チョコ」のレシピ
洋食歴20年の料理人hiroです。今回は手軽に作れる「生チョコ」です。市販の板チョコを使って、大まかに、溶かす→混ぜる→型に流す→冷やし固める→成形の5つの工程で作ることが出来ます。手作りだと「気持ち」が入っている分、その想いも十分伝わりますよ。バレンタインの贈り物に是非。早速作っていきましょう。
生チョコの材料(16個分)
具材
ブラックチョコレート明治ブラックチョコレート | 4枚(200g) | |
生クリーム35% | 100g | |
無塩バター | 20g |
調味料
ブランデーサントリーVO | 大さじ1 | |
ココアパウダー | 適量 | |
抹茶粉 | 適量 |
生チョコの作り方
チョコレート全てを手で割ったら、無塩バターも加えておきましょう。
湯煎にかけてチョコとバターを溶かそう
ボウルが入るくらいの鍋にお湯を沸かして、ボウルごと湯煎にかけます。この時に決して水が入らないようにするよう気を付けて下さい。
このままの状態で放置するのでOK。時間が経つにつれて、チョコとバターがゆっくりと溶けていきます。
溶かしている間に…
チョコとバターを溶かしている間に型を用意し、オーブンシートを敷いておきます。画像のようにオーブンシートを型をあてがい、折り目をつけて、四つ角にハサミを入れておくと良いでしょう。今回の型のサイズは191×137×72ですが、それに近いくらいのバットなり、タッパーなりを使用するので良いです。
閉じが悪ければ、ホッチキスを使ってオーブンシートをはめ込みます。
ラップをかけて、600Wのレンジで1分30秒ほどかけて温めておきます。
湯煎にかけたままで、ゴムベラを使って、チョコレートとバターをしっかり混ぜます。光沢のある艶やかなチョコレートベースとなります。
ここでしっかりと混ぜます。湯煎はかけたままです。
湯煎にかけたまましっかり混ぜます。
これで材料4つで出来る生チョコベースが出来上がりました。これを今度は冷やし固めます。
生チョコベースを型に流していこう
湯煎にかけていたボウルの底や周りを乾いたタオルで、しっかりと水気を拭き取ります。デザートを作るときに、余計な水分や油分を含ませてしまうことは御法度!そこを意識しながら、型にゆっくりと流していきましょう。
ゴムベラでボウルに残った生チョコベースをキレイに取り出し、表面を慣らしてこの状態に。冷蔵庫に3時間ほど冷やし固めます。
3時間後にカットして成形しよう
熱湯と長めのナイフを用意します。ナイフを熱湯で温めて、水気を乾いたタオルで拭き取り、四隅を落とします。キレイな長方形の生チョコになりました。削いで残ったものは、作り手特権の「オヤツ」です。笑
一個一個の間隔を狭くして…
今回は抹茶パウダーと、ココアパウダーを振ります。生チョコ一個一個の間が狭いと表面だけにパウダーがふりかかり、側面に付着せずにキレイに仕上がります。茶漉しを使いながら丁寧に振りかけましょう。
生チョコは表面の色と、贅沢感を味わおう
今回は、抹茶とココアの2パターンですが、粉糖やラズベリーパウダー、金箔を乗せるなどして楽しむのも良いです。見た目の美しさと、口に入れた時の口溶け感やブランデーの香りなど、プチ贅沢気分を味わえます。また自家製ものなので、贈り物としてもらった人は必ず大切に食べてくれることでしょう。是非ともこの手作り生チョコを、スイーツレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。