焼きいもアレンジで濃蜜スイートポテトのレシピ！下処理不要で簡単

1焼きいもをペーストにしよう

焼きいもは皮をむき、漉し器で裏ごししておきます。焼きいもは、皮の下にもう一枚焼けた皮のような膜ができるので、それを取り除いておくと口当たりのいいなめらかなスイートポテトになります。焼きいもが冷えて硬くなっている場合は、レンジで数秒温めると裏ごししやすくなりますよ。

裏ごしが完了したらボウルにあけてゴムベラでならし、硬めのクリーム状にしておきましょう。

2焼きいもペーストを作ろう

裏ごしした焼きいも、砂糖、はちみつ、生クリーム、バターを鍋に入れ、中弱火にかけます。火にかけながら絶えず混ぜ、全ての材料が混ざったら、そのまま混ぜて水分を飛ばします。鍋底が見えて、硬めのペースト状になったら火からおろします。

焼きいもは、さつまいもの種類によって蜜や水分量が違います。この時点でかなり水分が多いと形成できないぐらいゆるい生地になってしまいます。水分が多い焼きいもの場合は、よく水分を飛ばして調整してください。

3卵を混ぜよう

火からおろした焼きいもペーストに卵を少しずつ加えます。加えたらよく混ぜて馴染ませます。この時、ツヤ出し用に卵黄を少しとっておきたいので、小さじ1杯程度の卵を残しておきましょう。卵を加えて完全に馴染んだら、バニラオイルを加えてよく混ぜます。バニラオイルはバニラエッセンスでも代用可能ですが、バニラエッセンスは加熱すると香りが飛びやすいので、今回のような焼き菓子に使う場合は、加熱しても香りが飛びにくいバニラオイルがおすすめです。

4スイートポテト生地を形成しよう

できたスイートポテト生地を口金を付けた絞り袋に入れ、好きな形に絞り出します。ドーム型の生地は、小さいドームを作ってから、小さいドームを覆うように重ねてもう一度ドーム状に絞り出すと、綺麗な山型にできますよ。横長の生地も、一度横長に絞り出した後、上から重ねて横長に絞り出すと、ボリュームのあるスイートポテトに仕上げる事ができます。

今回は焼き菓子用のグラシン紙を使用しましたが、100円ショップ等で売っている小さめのマフィンカップ等に入れて絞れば、できたスイートポテトをそのまま持ち運びできて便利ですよ。

5トッピングして焼成しよう

残しておいた卵黄を数滴の水でといて、表面に刷毛で塗ります。生地が柔らかく傷つきやすいので、刷毛でポンポンと卵液を落とすようにして優しく塗りましょう。卵が塗れたら黒ゴマをトッピングし、余熱しておいた190℃のオーブンで13〜15分焼成します。ほん海苔焼き色がついたら完成です！

画像からでも伝わるぐらいのたっぷりの蜜！（笑）甘味が濃厚で、ほん海苔香ばしくて美味しい！さつまいもをレンジ加熱したものや、茹でたものとはまた違った独特の甘味と香ばしさが出ています。焼き立ては生地がまだゆるい状態ですが、冷やすとしまってこれまた美味しいですよ！アイスクリームを添えて夏のひんやりスイーツにもおすすめです。