寒天のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

寒天のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは寒天の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	3	Kcal	かなり低い
炭水化物	1.5	g
└糖質	0	g	無し
└食物繊維	1.5	g	普通
たんぱく質	Tr	g	無し
脂質	Tr	g	無し
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、藻分類に所属する正式名称「てんぐさ　寒天」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、寒天がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

寒天はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

寒天とは？どんな食材？

寒天とは、藻（藻加工品）から作られる食材の一つです。日本では古くから利用されており、多くの料理やデザートに使用されています。その特徴的な食感と栄養価から、健康食品としても注目されています。

寒天の特徴

寒天は、海藻の一種である「天草」や「寒天草」と呼ばれるものを主成分としています。そのため、寒天は植物性の食材であり、動物性のゼラチンとは異なる特徴を持っています。

寒天の食感

寒天は、水に溶かすことでゼラチン状の物質になります。このゼラチン状の寒天は、冷やすと固まる性質を持っています。そのため、食べるときにはプリプリとした独特の食感を楽しむことができます。また、寒天は噛むとすぐに溶けるため、口の中でふわっと消えていく感じがあります。

寒天の栄養価

寒天には、食物繊維やミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれています。特に食物繊維は多く含まれており、腸内環境の改善や便秘解消に効果があるとされています。また、寒天は低カロリーであり、ダイエット中の方にも適しています。

以上のように、寒天は海藻を主成分とした食材であり、独特の食感と栄養価を持っています。料理やデザートに利用することで、さまざまな食材の魅力を引き出すことができます。

寒天はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

引用元：dancyu

1. 低カロリーでダイエットに適している

寒天は可食部100gあたりたったの3kcalと、非常に低カロリーです。カロリーを抑えた食事を心がけたい方や、ダイエット中の方にとっては嬉しい食材と言えます。寒天を使用した料理やデザートを摂ることで、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができます。

2. 糖質がほぼゼロで血糖値の上昇を抑える

寒天は糖質がほぼゼロであり、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。糖質を制限したい方や糖尿病の方にとっては、血糖値の管理に役立つ食材と言えます。また、糖質制限ダイエットを行っている方にもおすすめです。

3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する

寒天には食物繊維が1.5g含まれており、腸内環境を改善する効果があります。食物繊維は便通を促進し、腸内の善玉菌の増殖をサポートします。腸内環境が整うことで、免疫力の向上や健康維持にもつながります。寒天を摂取することで、健康的な腸内環境を作り上げることができます。

おすすめ：寒天のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

寒天に含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：キッコーマン

1. 低い無機質栄養データ

寒天はナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄の含有量が非常に低いです。これは、寒天が主に繊維質で構成されているためです。そのため、これらの栄養素を摂取するためには他の食材との組み合わせが必要となります。

2. ヨウ素とクロムの豊富な含有量

寒天にはヨウ素とクロムが豊富に含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、クロムは血糖値の調節に関与しています。寒天を摂取することで、これらの栄養素を効果的に補給することができます。

3. 亜鉛、銅、セレン、モリブデンの含有量は無し

寒天には亜鉛、銅、セレン、モリブデンが含まれていません。これらの栄養素は体内で様々な役割を果たしており、不足すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、寒天を摂取する際には他の食材からこれらの栄養素を摂る必要があります。

以上のように、寒天は低い無機質栄養データを持ちながらも、ヨウ素とクロムの含有量が豊富であるという特徴があります。寒天を摂取する際には、他の食材との組み合わせを考えることが重要です。

寒天に含まれるビタミンを解説！

引用元：dancyu

1. ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKは含まれない

寒天には、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKは含まれていません。これらのビタミンは他の食品から摂取する必要があります。寒天はこれらのビタミンを補完するための選択肢とはなりません。

2. ビタミンB群が豊富に含まれる

寒天には、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチンが豊富に含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たしています。寒天を摂取することで、ビタミンB群の摂取量を増やすことができます。

3. ビタミンCは含まれないが、他の食品との組み合わせで補うことができる

寒天にはビタミンCは含まれていませんが、他の食品との組み合わせで補うことができます。例えば、寒天をフルーツと一緒に摂ることで、ビタミンCを補うことができます。ビタミンCは免疫力の向上や抗酸化作用に重要な役割を果たしているため、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

寒天を使ったレシピ20選！

「寒天」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	3	Kcal	かなり低い
炭水化物	1.5	g
└糖質	0	g	無し
└食物繊維	1.5	g	普通
たんぱく質	Tr	g	無し
脂質	Tr	g	無し
「寒天」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	98.5	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	Tr	g	無し
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「寒天」のビタミン・無機質等
ナトリウム	2	mg	低い
カリウム	1	mg	低い
カルシウム	10	mg	低い
マグネシウム	2	mg	低い
リン	1	mg	低い
鉄	0.2	mg	低い
亜鉛	Tr	mg	無し
銅	Tr	mg	無し
マンガン	0.04	mg	普通
ヨウ素	21	μg	多い
セレン	0	μg	無し
クロム	1	μg	多い
モリブデン	0	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	(0)	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0	mg	無し
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	0	μg	無し
ビタミンB1	Tr	mg	無し
ビタミンB2	0	mg	無し
ナイアシン	0	mg	無し
ビタミンB6	0	mg	無し
ビタミンB12	0	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0	mg	無し
ビオチン	0	μg	無し
ビタミンC	0	mg	無し

別名： まくさ（和名）／角寒天をゼリー状にしたもの／角寒天2.2 g使用

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

寒天と同じ藻の藻加工品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
つくだ煮	150	25.5	6.0	1.0	6.8
ところてん	2	0.1	0.2	0	0.6
角寒天	159	1.4	2.4	0.2	74.1
寒天	3	0	Tr	Tr	1.5
乾燥わかめ	172	(14.4)	14.4	2.6	29.8
カットわかめ（乾）	186	9.1	17.9	4.0	39.2
粉寒天	160	2.9	0.2	0.3	79.0

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。