つくだ煮のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

つくだ煮のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはつくだ煮の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	150	Kcal	平均的
炭水化物	33.3	g
└糖質	25.5	g	普通
└食物繊維	6.8	g	多い
たんぱく質	6.0	g	普通
脂質	1.0	g	低い
食塩相当量	7.4	mg	多い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、藻分類に所属する正式名称「（こんぶ類）　つくだ煮」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、つくだ煮がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

つくだ煮はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

引用元：キッコーマン

つくだ煮とは？どんな食材？

つくだ煮は、日本料理でよく使われる藻加工品の一つです。藻とは、海藻や淡水藻のことを指し、食材として利用されます。つくだ煮は、藻を煮込んで甘辛い味付けをした料理であり、その特徴的な食感と風味が楽しめます。

藻の種類

藻加工品のつくだ煮に使用される藻には、さまざまな種類があります。代表的なものとしては、ワカメやアオサ、ヒジキなどがあります。これらの藻は、海や川で自然に育つものであり、栄養価も高いとされています。

つくだ煮の特徴

つくだ煮は、藻を煮込むことによって、藻の食感や風味を引き立てた料理です。藻は煮込むことで柔らかくなり、甘辛い味付けによって美味しさが引き立ちます。また、藻には食物繊維やミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれており、栄養価も高いとされています。つくだ煮は、ご飯のおかずやおつまみとして楽しまれることが多く、日本の伝統的な料理の一つです。

つくだ煮はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

引用元：キッコーマン

1. 糖質が普通なので、エネルギー源として適しています。

「つくだ煮」の栄養データを見ると、可食部100gあたりの糖質は25.5gであり、普通とされています。糖質は私たちの体にとって重要なエネルギー源となります。特に運動や脳の働きには糖質が必要です。つくだ煮は糖質を適度に摂取することができるため、健康的な食事に役立ちます。

2. 食物繊維が多いので、腸の働きを促進します。

「つくだ煮」の栄養データを見ると、可食部100gあたりの食物繊維は6.8gであり、多いとされています。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な役割を果たします。腸内環境が良好であると、便通がスムーズになり、便秘や下痢の予防にもつながります。つくだ煮を摂取することで、食物繊維を豊富に摂ることができ、腸の働きを促進することができます。

3. 脂質が低いので、カロリーコントロールに役立ちます。

「つくだ煮」の栄養データを見ると、可食部100gあたりの脂質は1gであり、低いとされています。脂質はエネルギー源となるだけでなく、体に必要な栄養素も含まれています。しかし、摂りすぎるとカロリーが高くなり、肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。つくだ煮は脂質が低いため、カロリーコントロールを意識した食事に役立ちます。

おすすめ：つくだ煮のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

つくだ煮に含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：NHKきょうの料理

1. ナトリウムが多い

「つくだ煮」の栄養データを見ると、可食部100gあたりには2900 mgのナトリウムが含まれています。この量は多いと言えます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂り過ぎると高血圧や腎臓の負担を引き起こす可能性があります。

2. カリウムが多い

「つくだ煮」には可食部100gあたり770 mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な働きをサポートする重要な栄養素です。カリウムはナトリウムとのバランスが重要であり、適切な摂取量が必要です。

3. カルシウムが多い

「つくだ煮」には可食部100gあたり150 mgのカルシウムが含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たす栄養素です。また、筋肉の収縮や神経の伝達にも関与しています。カルシウムは特に成長期や閉経後の女性にとって重要な栄養素とされています。

以上のように、「つくだ煮」はナトリウム、カリウム、カルシウムの含有量が多いことが特徴です。適切な摂取量を守りながら、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

つくだ煮に含まれるビタミンを解説！

引用元：NHKきょうの料理

1. ビタミンAの特徴

藻の「つくだ煮」に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンは含まれていませんが、β-カロテンやβ-カロテン当量は多く含まれています。また、レチノール活性当量は普通の量です。

2. ビタミンEの特徴

藻の「つくだ煮」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールは低い量ですが、β-トコフェロールやγ-トコフェロールは普通の量です。また、δ-トコフェロールは含まれていません。

3. その他のビタミンの特徴

藻の「つくだ煮」にはビタミンKが多く含まれています。ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6は普通の量です。パントテン酸は低い量であり、ビオチンは多く含まれています。

なお、藻の「つくだ煮」にはビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは含まれていません。

つくだ煮を使ったレシピ20選！

「つくだ煮」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	150	Kcal	平均的
炭水化物	33.3	g
└糖質	25.5	g	普通
└食物繊維	6.8	g	多い
たんぱく質	6.0	g	普通
脂質	1.0	g	低い
「つくだ煮」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	49.6	g	普通
有機酸	1.0	g	多い
灰分	9.5	g	多い
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	7.4	mg	多い
アルコール	-	g	無し
「つくだ煮」のビタミン・無機質等
ナトリウム	2900	mg	多い
カリウム	770	mg	多い
カルシウム	150	mg	多い
マグネシウム	98	mg	多い
リン	120	mg	普通
鉄	1.3	mg	多い
亜鉛	0.5	mg	普通
銅	0.06	mg	普通
マンガン	0.46	mg	多い
ヨウ素	11000	μg	多い
セレン	3	μg	多い
クロム	6	μg	多い
モリブデン	19	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	0	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	56	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	56	μg	多い
└レチノール活性当量	5	μg	普通
ビタミンD	0	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.1	mg	低い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0.1	mg	普通
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	310	μg	多い
ビタミンB1	0.05	mg	普通
ビタミンB2	0.05	mg	普通
ナイアシン	0.6	mg	普通
ビタミンB6	0.05	mg	普通
ビタミンB12	0	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.12	mg	低い
ビオチン	4.7	μg	多い
ビタミンC	Tr	mg	無し

試料： ごま入り

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

つくだ煮と同じ藻の藻加工品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
つくだ煮	150	25.5	6.0	1.0	6.8
ところてん	2	0.1	0.2	0	0.6
角寒天	159	1.4	2.4	0.2	74.1
寒天	3	0	Tr	Tr	1.5
乾燥わかめ	172	(14.4)	14.4	2.6	29.8
カットわかめ（乾）	186	9.1	17.9	4.0	39.2
粉寒天	160	2.9	0.2	0.3	79.0

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。