
料理人hiroです。今回は基本のブルーベリージャムのレシピをご紹介します。煮詰めすぎて固くなったり、逆に柔らかくしすぎてしまいがちですが、トロミ具合を見極めることがポイントとなります。煮詰め具合で仕上がりが変わるので、理想の状態の一歩手前で火を止める必要があります。意識しながら作っていきましょう。
ブルーベリージャムの材料(約400mℓ)

具材
冷凍ブルーベリー | 350g |
調味料
レモンジュース | 大さじ1 | |
グラニュー糖 | 210g |
ブルーベリージャムの作り方
今回のレシピのポイント
ブルーベリーの重さに対して60%の糖を使用します。煮る時はアク取りをした後、煮詰める時に理想の状態の一歩手前で火から下ろし、保存瓶で冷ますことがポイントです。

ブルーベリーの重さに対して60%の糖を加える
今回のグラニュー糖は、ブルーベリーの重さに対して60%の量となります。350×0.6=210となりますね。
ブルーベリーの量に対して60%でしたら、ブルーベリーの量は100gでも500gでも良いです。今回はたまたま1袋が350gだったので、その量でレシピにしました。

レモンジュースの効果でジャム作り
ジャムを作る時、レモンジュースを加えることがよくあります。このレモンジュースはトロミ加減を補ってくれたり、色鮮やかになジャムに仕上げてくれます。
イチゴジャムが良い例ですね。過去にレシピを投稿していますので、是非ご覧ください。

必ず木ベラなどで混ぜながら火を入れていきましょう。

沸騰してきても中火のままを保ちます。

周りからフツフツしてくるので、かき混ぜるときは周りからかき混ぜるようにしましょう。

木ベラなどですくって、トロミ加減を見る!
たまにトロミ加減をチェックしながら煮詰めます。好みの固さの一歩手前で火を止めることを意識します。少し緩いかなと思う程度に仕上げることが大切です。そのタイミングで火から外します。
煮詰めすぎた場合は水を少量加えて、再度煮ていくとリカバリーすることも可能です。
ゼリー状に固まり、保存期間も長めです!

ジャム類は糖分が多ければ多いほど保存性が増します。今回のブルーベリージャムは冷蔵庫保存で1ヶ月。火入れが上手になると、ジャムを火からおろす見極めが分かるようになります!
ヨーグルトと一緒に食べたり、パンケーキに添えたり、お肉のソースにしたりと多岐にわたって使えるジャムです。フレッシュより冷凍の方が安価にできます。是非とも一度、自家製ジャム作りに挑戦してみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。