洋食歴20年の料理人hiroです。今回は大根を丸ごと1本使って保存がきく漬物風のレシピをご紹介します。使う材料は全部で6つ!少ない材料でご飯のお供に大変身します。冷蔵庫保存で1週間は楽しめて、お弁当のおかずやおつまみにも最適。知ってて損なしのシンプル保存食です。それでは早速作っていきましょう。
大根の鰹和えの材料(5人前)
具材
大根 | 1本(正味1kg) |
調味料
ごま油 | 大さじ3 | |
濃口醤油 | 大さじ5 | |
みりん | 大さじ5 | |
塩 | 小さじ1ほど | |
花かつお | 適量 |
大根の鰹和えの作り方(1分動画で早回し解説)
大根の鰹和えの作り方
3大根を加えては混ぜてを繰り返して…
大根にごま油を纏わせたいため、少量ずつ加えながら、混ぜてを繰り返します。そうするとごま油が全体に行き渡り、大根1枚1枚にコーティングされます。中火で進めていきます。
塩をして火入れを加速させよう
大根全体に塩をまぶします。下味をつけることはもちろんのこと、水分を早く吐き出して、火入れ時間を短縮。すぐにしんなりしてきますよ。
水分を吐き出したら大根はしんなりとしてきます。このタイミングで調味料を加えていきます。みりんを加えたら強火にします。
濃口醤油を加えて、さらに香ばしさをプラス。
味見を必ず!
10分ほど経ったら、一度味を含んだ大根を味見をしてみましょう。味を見て、足りなければ少し塩を足す程度でOKです。これだけでも十分に美味しいのですが、さらに重要な風味をプラスさせなければなりません。
鰹節が良い出汁となります
今回の決め手となるのが「花かつお」です。こちらの量はお好みになるんですが、私はふたつかみとたっぷり目に加えます。こちらの花かつおが、とても良い出汁となるんです。火にかけながら全体に鰹節を行き渡らせるよう混ぜ合わせます。
煮汁を少し残しておくとベスト!
火にかけてから約20分でこのように煮汁が少し残る状態であれば出来上がりとなります。あとは冷ましていくにつれ、大根が煮汁を吸ってくれます。
一度タッパーにとって、冷まそう
タッパーなどに移して、一度粗熱を取り、冷ましましょう。予熱でさらに大根が柔らかかくなり、味が入っていきます。冷めたところで良い食べどきとなります。保存が効きますので、食べ切れる量をお皿に盛り付けましょう。
鰹と大根の組み合わせがご飯をすすませます
ごま油で炒め煮にした大根は、とてもシンプルな味付けです。その煮汁が染み込んだ鰹節はまるで「おかか」のよう。ご飯がどんどんすすむこと間違いありませんね。冷蔵庫保存で1週間は楽しめますので、おつまみに、お弁当のおかずに是非盛り付けてあげて下さい。今回の大根の鰹和え、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。