フードクリエイター・イタリア料理人のmikuです。今回は、本格的なスパイスとベニエ生地を使った一味違う唐揚げをご紹介します。『ベニエ』とは、フランスの揚げ物料理の一種でふんわりサクっとした食感が特徴です。チューリップの形にして作るのもとっても楽しいですよ!それではさっそく作っていきましょう!
スパイス唐揚げの材料(3~4人前)
主な材料
鶏手羽元 | 12本 | |
塩 | 適量 |
ベニエ衣
薄力粉 | 80g | |
コーンスターチ | 40g | |
ベーキングパウダー | 5g | |
水 | 60ml | |
ビールまたは炭酸水 | 60ml | |
卵 | 1個 |
スパイス
パプリカパウダー | 3g | |
クミンパウダー | 3g | |
コリアンダーパウダー | 3g | |
ガーリックパウダー | 3g | |
黒コショウ | 2g | |
塩 | 6g |
スパイス唐揚げの作り方
鶏手羽元の骨の部分に一周切り込みを入れます。
一旦皮が切れたら、中の方にも包丁を入れ骨と肉を切り離していきましょう。
身が分厚い部分までグッと切り込みを入れることでひっくり返した時に綺麗な丸い形になります。
小さめのペティナイフを使うととても作業しやすいですよ。
先の方の骨は繋がったままひっくり返すと、肉の部分が上に集まりまるでチューリップのような形になります。
このように全てチューリップの形にしたら、塩を振って下味をつけておきます。
衣にも塩が入っていますが、お肉自体に下味をつけるのとつけないのとでは大きく変わってくるので、大切な作業の一つになります。
まず薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダーをよく混ぜておきます。
そこにスパイスを入れ、ダマが残らないようによく混ぜておきましょう。
この時に粉類がよく混ざっていないと、水分を入れたときにダマになりやすいのでしっかりと混ぜておきましょう。
二度揚げしてカリッふわっととジューシーに!
鶏手羽元全体に衣を浸してつけたら、170℃の油で4分ほど揚げます。
そのあと1~2分休ませ、180℃くらいに上げた油でもう一度きつね色になるまで揚げていきます。
こうすることで衣はカリッふわっと、お肉はジューシーに仕上がりますよ。
本格スパイスとサクっふわな生地で止まらない美味しさ!
数種類の本格的なスパイスの効いた生地がクセになるお味。
カブりついて、ビールをグイッと飲むとたまらないです!
二度揚げしているので、中はジューシーに衣もカリッふわっと軽い仕上がりに。
いつもの唐揚げとはちょっと一味違う、大人な唐揚げレシピになっていますよ。
フードクリエイター・イタリア料理人。都内数店舗でのイタリアンでの経験を経て、現在は「料理・健康・食」に関して、レシピ制作や撮影、コラム執筆など様々な活動をしています。Youtubeやistagramでは「料理が楽しくなる”簡単おしゃレシピ”」を日々発信中!