こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。さっぱりしたカッテージチーズと人気のアボカドを使った、おしゃれなディップをご紹介します。味の決め手は意外にも「醤油とかつお節」カッテージチーズとの相性が抜群なんです。バケットに添えればいくらでも食べられてしまう美味しさです。それでは早速作っていきましょう!
カッテージチーズとアボカドの和風ディップの材料(2~3人分)

主な材料
アボカド | 1/2個 | |
カッテージチーズ | 100g |
調味料
醤油 | 大さじ1弱 | |
かつお節 | 3g | |
にんにくすりおろし | 小さじ1/4 | |
わさび | 小さじ1/8 |
付けあわせ
バケット |
カッテージチーズとアボカドの和風ディップの作り方

包丁を抜いて両手でアボカドを掴み、ねじるようにぐるっと回して2つに分けましょう。

次に種を取り除きましょう。包丁の刃元の尖った部分(あご)を種に刺し、ひねって種を取り除きます。手を切らないように注意して下さいね。上手く取れない場合は、大きめのスプーンを種と実の境目に差し込み、すくうようにして取り除いて下さい。

カットした面を下にしてまな板に置き、包丁で皮の一部に切り込みを入れます。その部分から皮をめくるように剥がしていきましょう。皮が固かったり分厚かったりするとむいている時に割れてしまう事もありますが、焦らず少しずつめくるようにして取り除いて下さい。

角切りにしたアボカドで彩り良く仕上げよう
アボカドは全て潰すのでは無く、一部角切りにしておきます。潰したアボカドは醤油やかつお節と和えるので色がくすんでしまいますが、角切りのアボカドが入る事で本来の綺麗なグリーンが引き立ち、彩り良く仕上がります。

美味しいだけじゃない、カッテージチーズの魅力
カッテージチーズは、牛乳から乳脂肪分を取り除いて作るチーズです。しかし、タンパク質やカルシウムなどの栄養素はそのまま残っているので、高タンパク低カロリーの嬉しい食材。
酸味が穏やかで、ポロポロっとほぐれるような柔らかい食感が特長です。クセが無く香りも控えめなので、どなたでも食べやすい味ですね。今回のようにディップにしたり、サラダのトッピングとして使ったり、活用幅が大きいのが魅力です。
醤油の風味とカッテージチーズの酸味が絶妙!バケットがすぐ無くなります

淡泊でさっぱりとしたカッテージチーズが、醤油とかつお節のお陰でとってもコク深い味わいになりました。アボカドのクリーミーで濃厚な味も効いていますよ。醤油を使っているので、何となくホッとするような馴染みの深い味に仕上がっています。にんにくとわさびの隠し味もコクをプラスしてくれて、バケットが何枚あっても足りません。
おもてなしやお酒のお供としてはもちろんですが、野菜のディップとして、白身魚やグリルチキンの付け合わせとして、色々活用して下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」