洋食歴20年の料理人hiroです。今回はイタリアンな前菜をおひとつ。クロスティーニとは「小さいトースト」の意味です。少ない材料でカリカリのバゲットにのせて楽しむ生ハムパテを作ります。ちょっとした集まりがある時に、オシャレでサッとできるフィンガーフードとして最適ですよ!それでは早速作っていきましょう。
生ハムパテのクロスティーニの材料(4人前)
具材
ミニバゲット | 1本 | |
生ハム | 120g | |
生クリーム | 100mℓ | |
レモンジュース | 小さじ0.5 |
調味料
白胡椒 | 少々 | |
ピンクペッパー | 適量 |
生ハムパテのクロスティーニの作り方(1分動画で早回し解説)
生ハムパテのクロスティーニの作り方
このように厚さをそろえて、垂直にカットすることで具材を乗せやすくなります。
メルバトーストは冷ましておこう
焼き上がったメルバトーストは天板に置いたまま一度常温で冷まします。そのまま生ハムパテを塗ってしまうと、熱でパテが溶けてしまうからです。
下味をつけた後、フタを閉めてフードプロセッサーを回し、生ハムをさらに細かい状態にしておきます。細かくした生ハムに、生クリーム100mℓを注いでさらに回していきましょう。
「生クリーム3回分け」で口当たり滑らかなパテに!
生クリームは、1/3ずつ加えてはしっかりと回していきます。一気に生クリームを加えるとムラができてうまく合わさりにくいです。生クリームと生ハムが混ぜ合わさると、口当たり滑らかなパテに仕上がります。丁寧に回していきましょう。
2度、3度と回すと必ず器やフタの裏に飛び散ったものがついています。
ゴムベラでこそぎ落として、ひとつにまとめてから生クリームを加えて丁寧に回していくようにしましょう。
ちょっとした集まりにこの料理を!
クロスティーニは、パーティー料理としてよく出されます。鶏レバーや、スモークサーモンのパテなど具材を変えて乗せると、クロスティーニだけでも無限に広がります。
指でつまんで気軽に楽しめるこの料理は、パーティーにうってつけ。ふんわりと口当たりの良い生ハムパテをワインと共に楽しみたいものです。ちょっとした集まりがある時に、短時間でできる今回のレシピでフィンガーフードを楽しんでみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。