
料理人hiroです。今回は基本のレンコンチップスのレシピをご紹介します。くっついてフニャフニャに揚げてしまいがちですが、片栗粉をまぶして油の温度を大幅に下げないよう少量ずつを揚げる事がポイントとなります。油を切ってパリッと感アップ。サラダの具材やスナック菓子にもなります!早速作っていきましょう。
レンコンチップスの材料(5〜6人前)

具材
レンコン | 200g |
調味料
片栗粉 | 大さじ4 | |
揚げ油 | 適量 | |
塩 | 適量 | |
青のり | 適量 |
レンコンチップスの作り方
今回のレシピのポイント
スライスしたレンコンは水気をしっかりと切り、片栗粉をまぶします。160℃で1枚1枚重ねずに油の中で揚げて、はじめに箸でレンコン同士がくっつかないように見ることが大事です。

スライサーでレンコンを1mm幅にスライスしていきます。スライスしたレンコンは断面から変色していくので、すぐに酢水につけましょう。

レンコンを酢水につける理由
レンコンを酢水につける一番の理由は変色を防ぐことができます。またアク抜きにもなり、シャキシャキ感も増します。500mℓの水に、米酢を小さじ1(分量外)ほどでOKです。浸しすぎると今度はせっかくの栄養素も流れ出てしまうので5〜6分浸す程度にしましょう。

ビニール袋を用意して、だいたいで良いのでレンコンを半分ほど入れて…

片栗粉大さじ4の半量を加えます。ビニール袋を軽くふってレンコンにまぶしていきましょう。片栗粉が今回の揚げ粉となります。粉が全体に行き渡ったらもう半量も同様に加えて全体にまぶします。

片栗粉はザクザクとした食感に!
今回の揚げ粉を小麦粉でなく片栗粉にした理由は食感です。小麦粉だとカリッと仕上がりますが、片栗粉はザクザクとした食感となります。これは好みになるんですが、揚げ粉はどちらでもOKです。揚げ粉をつけておいた方がパリッと感が増します。

レンコンを全体にまぶしました。揚げた時のくっつき防止にもなります。

全体に広げて揚げていきます。

少量ずつ揚げていくことが一番の近道
レンコンは重ならないように鍋に広げて揚げていきます。大量に加えるとレンコン同士がくっついてしまい、温度を急激に下げて結果的にカラリと上がりにくくなります。少量で良いので初めはレンコン同士がくっつかないように菜箸で離しながら揚げましょう。

色づいてきたら裏返してさらに揚げていきます。

裏面が色づくと焦げ付くのは早くなります。きつね色になったものから揚げ網にどんどんすくって油を切り、網付きのバットにあけるようにしましょう。

回収する時も落ち着いて手早くを心がけましょう。
揚げたてはパリパリに!その後は…

今回のレンコンチップス。揚げたてはパリパリの食感ですが、時間が経つと湿気てパリパリ感がなくなります。対策としては瓶に詰めて乾燥剤を入れる、あるいはレンチンすると揚げたてに近い状態となります。スナック菓子としてはもちろん、サラダのトッピングやカレーの飾りにも重宝できるものです。覚えておいて損はないものですので、是非とも一度作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。