料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、はんぺんをたっぷり使った弾力のある簡単おつまみレシピです。生地に香り高い青じそとうまみ成分たっぷりの塩昆布を加えているので、噛めば噛むほどおいしさが広がる一品です。たれ不要で食べれます。では早速作りましょう。
簡単おつまみ!はんぺんと青じそボールの材料(4人分)
具材
白はんぺん | 3枚(330g) | |
鶏ひき肉 | 300g | |
青じそ | 10枚 |
調味料
酒 | 大さじ1 | |
しょうがすりおろし | 小さじ1 | |
片栗粉 | 大さじ2 | |
塩こんぶ | 10g |
その他
サラダ油 | 大さじ2 |
簡単おつまみ!はんぺんと青じそボールの作り方
さらに細かく切る
巻いた青じそを細切り後、さらにキッチンばさみで無造作に細かくなるように切ります。特に大きさは問題ありませんが、長さを短くするように意識し、こうすることで、生地に混ぜた時にしっかり練り込むことができるためです。
青じその茎は切り落とす
青じそを巻く前に、葉の根元にある茎は切り落とします。この茎を取り除くことで、巻きやすくなります。
青じそは、薬味などに利用することが多いですが、茎は取り除いても栄養価に大きな違いは出ません。ちなみに、青じその葉はとても栄養があり、ビタミン、ミネラル類が多く、特にカロテンとビタミンB2、カルシウムの量は野菜の中でも群を抜いてトップくらい豊富に含まれています。
今回、材料に使うしょうがとの組み合わせでは殺菌作用や血行促進、肥満防止に効果があります。
青じそ、調味料を加えてさらに混ぜる
鶏ひき肉がしっかり混ざったら、青じそ、調味料(酒、すりおろししょうが、片栗粉、塩こんぶ)を加え、全体に馴染むように混ぜ合わせたら生地作りの完成です。 今回使用した塩こんぶは長さが短いタイプでしたので、作業は省きましたが、細長いタイプ(1.5cm以上のもの)であれば、青じそのようにキッチンばさみで無造作に細かく切ります。短くすることで、生地にしっかり絡まり、はみ出る心配がありません。
生地を丸める時は手に水をつける
生地を丸める時には、手を水で濡らして作業するとべたつかず、きれいに形を整えることができます。水が手と生地の間を覆うことで、すべりがよくなります。
他には、サラダ油を手につけて作業しても、同様にできます。その場合、油分が付くので、食品用手袋をすると、作業後の手洗いも楽になります。
ふたをして5分、蒸し焼きにする
焼き色がついたら上下を返し、弱火~中にしてふたをし、5分程度蒸し焼きにします。蒸し焼きにすることで鶏ひき肉がふっくらやわらかく蒸されて硬くならずに中まで火が通ります。 蒸し焼きにしたことではんぺんが少し膨らみ、大きく膨らみます。
ふっくらしているのにしっかり歯応えと弾力があっておいしい!
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。