料理人hiroです。今回は基本の味付け玉子のレシピをご紹介します。茹で玉子の殻向きが上手くいかず、形を崩して固茹でにしてしまいがちですが、茹で方と時間がポイントとなります。ベースとなるタレは、ごはんがすすむ味付けとなっています♪まずはしっかりと「半熟茹で玉子作り」から!早速作っていきましょう。
味付け玉子の材料(10個分)
具材
卵Mサイズ | 1パック |
調味料A
水 | 1.5ℓ | |
塩 | 小さじ1/2 | |
米酢 | 小さじ1 |
調味料B
みりん | 100cc | |
水 | 50cc | |
濃口醤油 | 100cc | |
和風顆粒出汁 | 小さじ1 | |
上白糖 | 大さじ1 |
味付け玉子の作り方
今回のレシピのポイント
お湯に酢と塩を加えて、タイマーを使ってボイルし、氷水につける一連の半熟玉子作りから丁寧に作りましょう!漬けダレはご飯に合う黄金比率ですよ!
穴を開けることでツルッと殻剥きが可能!
卵をパックの上に乗せたままで、画鋲を刺して、上部に穴を開けると割れずに済みます。穴を開けて茹でると、殻がペロッと剥きやすくなります。
全てに小さい穴がひとつずつつきました。これでボイルしていきます。
卵ひとつひとつを丁寧に茹で汁の中に沈めましょう。
全て卵を入れたら、中火のままタイマーをかけます。冷蔵庫から出したばかりのものなので、タイマー7分にかけます。常温に置いていた卵の場合、タイマーは6分半に。ともに半熟状態に仕上がります。 固茹でが好きな場合はプラス3分かけると良いです。
菜箸で転がすことで黄身が中央に!
茹でている間に菜箸などを使って、優しく転がしましょう。転がすことで、黄身が中央に寄っていきます。5分以上コロコロと転がしましょう。
タイマーが鳴ったら、氷水に浸けて急冷させます。これも茹で玉子の殻を確実に剥くためのもの。完全に冷めたら、流水しながら殻を剥くと、ペロッと殻が剥けて、キレイな茹で玉子に仕上がります。
みりんは「煮切る」!
みりんにはアルコール分が含まれています。沸騰してから1分ほどでアルコール分が飛ぶので、それまで火を中火にかけたままにしておきましょう。
続いて、水50cc、濃口醤油100cc、上白糖大さじ1、和風顆粒出汁小さじ1を加えます。
ひと煮立ちさせましょう。
器に移し入れて、急冷させます。
急冷する場合は、氷水もしくは保冷剤をはった水でしっかりと漬け汁を冷まします。
念の為に、上からもリードペーパーを被せて水気を拭き取ります。水が腐敗を早める原因となるので丁寧に拭き取っておきましょう。
おかずに、おつまみに、ラーメンの具等にどうぞ!
一晩漬けた半熟茹で玉子は、周りに漬け汁の色がつき、味をまとっています。カットしたいときは、ミシン糸を巻きつけて切ることで包丁より断面が綺麗になります。
ご飯のおかずはもちろん、おつまみにも、ラーメンの具にも大活躍してくれる基本の味付け玉子。冷蔵庫保存で3〜4日、日持ちします!余った漬けダレは、肉じゃがや肉そぼろ、生姜焼きにも使えますので捨てずに使い切れますよ♪是非一度作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。