
こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。酸味が爽やかなピクルスは、ちょっとしたおつまみにぴったりの一品。でも、余ってしまった時ちょっと困りますよね。今回はそんな余ったピクルスを活用して、野菜たっぷりの簡単サルサソースをご紹介します。それでは早速作っていきましょう!
ピクルスで作る簡単サルサソースの材料(作りやすい量)

主な材料
玉ねぎ | 50g | |
ピクルス | 60g | |
ミニトマト | 7~8個(100gくらい) | |
ピーマン | 1/2個 |
調味液の材料
ピクルス液 | 大さじ2 | |
レモン汁 | 小さじ2 | |
ケチャップ | 小さじ2 | |
にんにくすりおろし | 小さじ1/2 | |
塩 | 小さじ1/2 |
付けあわせ
タバスコ |
ピクルスで作る簡単サルサソースの作り方

水にさらす事で辛みを和らげる
玉ねぎの辛みを生かしたソースですが、生のまま入れるとかなり辛みが強く出てしまいます。水にさらす事でほどよい辛みになり、全体のバランスも良くなりますよ。
ただし、あまり長くさらしすぎるとせっかくの栄養素が全て水に流れてしまいます。10分以上さらさないようにご注意下さい。辛みが苦手な方は、新たまねぎやサラダ玉ねぎを使うとマイルドになります。

ピクルスは万能食材
おつまみやちょとした箸休めに嬉しいピクルス。油も使わずヘルシーなのが嬉しいポイントですが、一度に沢山食べられないので余りがちです。でも、意外と色々な活用方法があるんです。
今回のように刻んで、ドレッシングに混ぜたり、タルタルソースに入れたり、ポテトサラダに少し加えたりすると良いアクセントになります。また、酢豚の具材としてごろっとカットして入れても美味しく召し上がれますよ。酸味を効かせたスープの具材として使っても美味しいですね。

ミニトマトがおすすめ
通常サイズのトマトで代用して頂いても良いですが、ミニトマトは甘みやうま味ががギュッと詰まっているので、ソースに深みが出るおすすめ食材。実は通常サイズのトマトより、ビタミンCやベータカロテンも豊富なんです。身近なスーパーで手軽に購入出来るので、是非ミニトマトを使って下さいね。
5全ての材料をボウルに入れて和える

カットした野菜と調味液の材料全てをボウルに入れて良く和えれば完成です。作りたてでも召し上がって頂けますが、少し時間がたった方が味が馴染んできて美味しく召し上がれます。

ピクルス液を活用する
今回はピクルスを使っているので、一緒に「ピクルス液」も活用しています。
甘みや酸味、そして野菜のうま味も加わっているので捨ててしまうのはもったいない。通常サルサソースを作る時は「酢」「砂糖」など個別に準備して作る事が多いですが、ピクルス液があれば一切不要です。是非活用して下さいね。
ピクルスの酸味と甘みが効いている!まさに野菜を食べるソース

通常はきゅうりで作るところ、今回は余りがちなピクルスで代用してみました。ピクルスの甘みや酸味が効いて、味わい深い仕上りです。いつもは捨ててしまうピクルス液も大活躍。ピクルスを作る時に一度加熱処理されているので、適度に酸味が柔らかくなっているのが特長です。バケットやトルティーヤにディップしたり、グリルチキンのソースとして使ったり、色々使える万能ソース。冷や奴にプラスすると、いつもと違った味が楽しめます。
冷蔵庫で3~4日保存可能なので、常備するとお料理のレパートリーが広がりますね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」