こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。さっぱりとしていて、ちょっとしたおつまみに嬉しいピクルス。実はご自宅でとっても簡単に作れる一品です。自分で作るので味の調整や野菜のチョイスが自由自在。今回は春に旬を迎える新玉ねぎとカラフルなパプリカを選んでみました。それでは早速作っていきましょう!
新玉ねぎとパプリカのピクルスの材料(4人分)
ピクルス液の材料
酢 | 150ml | |
水 | 100ml | |
砂糖 | 30g | |
塩 | 小さじ1 | |
粒こしょう | 10粒 | |
ローリエ | 2~3枚 | |
赤唐辛子 | 2本 |
その他材料
新玉ねぎ | 100g | |
パプリカ(赤) | 1/2個(50g) | |
パプリカ(黄) | 1/2個(50g) | |
うずら卵 | 4個 |
新玉ねぎとパプリカのピクルスの作り方
スパイスやハーブはお好みで
今回は「ローリエ」「粒こしょう」「赤唐辛子」を入れて香り付けをしています。こちらはお好みなので、入れても入れなくても大丈夫。手作りだからこそ出来るカスタマイズです。ローリエや赤唐辛子は手で少し折ってから入れると、香りや辛みがしっかり出ますよ。他にも、にんにく、マスタードシード、ローズマリーなどのハーブ、カレー粉など、色々な香りをプラスして楽しんでみて下さい。
新玉ねぎは甘みとフレッシュ感がポイントです
新玉ねぎは春しか楽しめない食材です。通年出回っている玉ねぎとは実は品種が異なり、辛みが少なくてフルーツのような甘み、シャキシャキっとした食感が魅力です。出回っている間に是非楽しみたい野菜のひとつ。玉ねぎの栄養素は水にさらすと溶け出してしまうので、水にさらさずに使いましょう。もし手に入らなければ、通常の玉ねぎを使って頂いても美味しく出来上がります。
漬け込みは保存袋でも大丈夫です
漬け込みは保存瓶ではなく、保存袋でも大丈夫です。むしろ保存袋の方が少量のピクルス液でもしっかり漬かるので便利です。ピクルス液と野菜を保存袋に入れ、しっかり空気を抜いてから冷蔵庫で保存して下さい。袋が破ける事があるので、二重にしたりバットの上に乗せてから保存すると安心です。
優しい酸味と甘み、フレッシュな食感を楽しんで
今回のレシピは酸味は優しく、甘めのピクルス液にしています。新玉ねぎやパプリカにぴったりの味つけなので、野菜そのものの味を活かしたレシピとなっています。ピクルスは常備菜としてもぴったり、おかずとして、お酒のおつまみとして、どんな場面でも大活躍です。ピクルス液が作れれば、きゅうりや大根、カブなど色々な食材でバリエーションも楽しめます。野菜の甘みやフレッシュ感を存分に味わって下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」