大さじ調味で白ごはんに合うおかず料理研究家の川久景子です。今回ご紹介するのはシャキシャキ歯ごたえが印象的なれんこんと、ホクホク食感に甘みがプラスされたさつまいも、そして薄切り肉だったとは思えない弾力と肉らしい噛み応えが加わった肉団子に酸味のある甘辛味があと引くおいしさに引き立てます。 れんこんとさつまいもの厚みを変える工夫をすることで、素材の味もしっかり味わえますよ。26cmサイズのフライパンひとつでできる手軽さもうれしい料理です。 では、さっそく作りましょう!
レンコンとさつまいもの秋野菜酢豚風炒めの材料(4人分)
具材
さつまいも | 1本(430g) | |
レンコン | 1節(200g) | |
しめじ | 1株(150g) | |
豚もも切り落とし | 250g |
合わせ調味料
砂糖 | 大さじ2 | |
しょうゆ | 大さじ2 | |
酢 | 大さじ1 | |
水 | 大さじ2 |
衣
片栗粉 | 30g |
揚げ油
サラダ油 | 適量 |
レンコンとさつまいもの秋野菜酢豚風炒めの作り方
切ったらすぐボウルに張ったたっぷりの水に浸けます。切ってそのままの状態にしておくと変色してくるので、すぐ浸け、水が濁ったら交換し、透明になるまで繰り返します。
今回はこのあと揚げるので、レンコンの色はこのままでよいのですが、もし白いレンコンのまま使用したい場合(酢の物など)は、酢水に浸けます。覚えておくと便利です。
切ったらたっぷり水を張ったボウルに入れ、あく抜きをします。レンコン同様、さつまいもも切ってそのまま置いておくと空気に触れた部分から変色してくるので、すぐ浸けます。5分程度浸けたら水を取り替え、再び浸けます。
まぶす片栗粉はちょっと多いかなくらいがおすすめです。また、巻いた内側には片栗粉をまぶすと、ほどけやすくなるので表面にしっかりまぶします。
同じようにさつまいもも水けをきり、乾いた布巾で水分を取り除いたらポリ袋に片栗粉と一緒にいれ、袋の口を閉じて振り混ぜます。
レンコンが揚がったら、続いてさつまいもも並べ入れ、揚げ焼きにします。さつまいもはレンコンに比べ少し厚みがあるので、いじらずそのまま加熱します。さつまいもの黄色味が濃い色になってきたら上下を返し、さらに火を通します。
こちらも火が通ったら一旦取り出し、油をきっておきます。
しめじは火の通りが早く、軽く焼き色がつく程度焼きます。
いざ実食。甘辛な味が全体に行き渡ってとてもおいしい!
温かいうちにぜひ食べていただきたい。さつまいもはほっくほくのな食感に甘みがあり、調味料の甘辛な味がしっかり絡んでとてもさつまいもらしい食感に満足しますよ。レンコンはシャキシャキの歯応えはそのままですが、調味料が絡んだことで外はしっとり、中はシャキシャキの歯応えなので揚げポテトを食べているかのような感覚に。 豚肉はしっかり弾力があり、とても薄切り肉だったと忘れてしまうくらいの噛み応えに変わります。酢豚で食べる厚切り肉のよう。
秋の根菜野菜に甘辛味がよく絡んで食欲がすすむ!
シャキシャキレンコンとホクホクさつまいも、そして弾力のある肉団子の三拍子に甘辛味がしっかり辛み、白ご飯に合う秋野菜たっぷりの酢豚風味付けおかずです。甘辛味はあまり濃いめにしなくても、食材のもつ歯応えとおいしさがしっかり出ますよ。
冷めても食感は変わっても味が変わらないので、お弁当おかずにもおすすめです。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。