大さじ調味で白ごはんに合うおかず料理研究家の川久景子です。今回は自宅で簡単にできるケンタッキーの味を再現!ケンタッキー風のフライドチキンをご紹介します。 今回のレシピではとても簡単にでき、鶏肉に下味をつけずにできます。味の決め手は「オールスパイス」。このスパイスさえあれば多くの調味料を用意する必要がありません。そして、独特のカリッカリ衣をつくるコツは、衣を二度付けすることでできます。 手間も時間もかからずできるケンタッキーフライドチキンの再現、さっそく作りましょう!
ケンタッキー風「うまうまフライドチキン」の材料(4人分)
具材
鶏むね | 2枚(500g) | |
サラダ油 | 適量 |
卵液
卵 | 1個 | |
牛乳 | 100ml | |
にんにく | 1かけ(5g) |
衣
片栗粉 | 大さじ3(27g) | |
薄力粉 | 1カップ(110g) | |
オールスパイス | 2.5g | |
塩 | 大さじ1/2(7g) | |
黒こしょう | 2g | |
ジンジャーパウダー | 2g |
ケンタッキー風「うまうまフライドチキン」の作り方
半分の厚みにしたら(2枚になる)、さらに食べやすいように包丁を斜めに傾けながらそぎ切りにして切り分けます。今回は、2枚に分けた鶏肉の長さでそのまま切りましたが、大キスぎるようでしたら、さらに長さを半分に切ってからそぎ切りにしてください。
すべてそぎ切りにします。
【ポイント】最大のコツはオールスパイスと油!
味つけの要となる「オールスパイス」を衣に混ぜて使うことで、多くの調味料を使わず、そして食べる時もたれなど不要で食べれます。オールスパイスはS&B社のものが有名で、スーパーで売っているので、探してみてくださいね。 オールスパイスには多くのスパイスが使われているので、他に材料を用意する必要がないのもうれしいポイントです。
もうひとつ、仕上がりの決め手になるのが「油」。一度低温で揚げた後、衣の粉が油の中に落ちかなり汚れるため、低温で揚げた後一旦フライパンをきれいに洗い、改めてきれいな油を使うことで、仕上がりがきれいな揚げ色になります。 また、汚れた油を使うことで、落ちた粉が焦げ始めてくるので火災の原因にもなりかねないので、手間はかかりますが一度フライパンを洗い、新しい油を使います。
いざ実食。ケンタッキーらしいスパイス風味とカリッカリの衣が最高においしい!
揚げたての衣はカリッカリでなんとも歯応えのよい食感です。から揚げではありますが、二度付けした衣効果で外が心地よいカリッカリ感に揚がっています。 そして、気になる味は、やはりオールスパイスの大活躍でまさにケンタッキー風のフライドチキンを再現した仕上がりです。鶏肉に下味をしていなくても、衣にしっかり味がついているのでとてもおいしく、手が止まらないですよ。 卵液のおかげで鶏肉のまわりがかたくなっていないのも実はポイントです。
オールスパイスは味つけの救世主!
誰もが一度はおうちであのお店の味を食べたいと思うもの。今回ご紹介したフライドチキンは手軽に作れ、手間も時間もかからずに再現することができます。カリッカリに揚がった衣は熱々のうちに食べると格別です。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。