作り置きに便利！丼・お弁当・餡…アレンジがきく基本の「鶏そぼろ」のレシピ

1合わせ出汁を作ろう

和出汁300ccを用意します。こちらはあらかじめ出汁パック1包に熱湯を加え冷ましておいたものです。先に仕込んでおくと、何かとすぐに使用する時に便利です。水300ccと、和風顆粒出汁小さじ2/3でも代用が可能です。

鍋に和出汁300ccと、上白糖、酒、みりん、濃口醤油を各大さじ3を加えます。

今回の合わせ出汁です。後で火にかけるので、この時点でしっかりと混ぜ合わせる必要はないです。

2生姜をみじん切りにしよう

生姜25gを細かくみじん切りにします。生姜は加熱すると体を温める効果があり、風邪の引き始めにも有効な漢方薬です。

3生姜＋合わせ出汁で火にかけよう

みじん切りにした生姜を合わせ出汁の中に加えて、火にかけましょう。

4本菜箸を使って、煮汁に入っている上白糖を溶かしながら、ひと煮立ちさせましょう。

4鶏ひき肉を加えよう

火加減を中火にして、鶏ひき肉300gを一気に加えます。
鶏ひき肉にも色々あって、部位がむねだけのもの、ももだけのもの、2種混合のものがあります。どれを使っても問題ありません。むね肉だけだとあっさりとした仕上がりになります。

一気に加えた鶏ひき肉を、火加減は中火のまま4本菜箸を使ってササっとかき混ぜます。 ダマになりにくく、短時間でほぐれてきます。ほぐれにくいものは菜箸でコンコンと軽く叩く程度で良いでしょう。ほぐれたら強火にかけます。

5アクを丁寧に取ろう

強火にかけて出てくるものがアク。漢字で「灰汁」と書きます。アクは食材が持つ苦味やえぐみ、臭みの成分となるものです。ここで丁寧に引くか引かないかで、仕上がりに差が出てしまいます。
アクは丁寧に引くのが料理の基本。出てきたアクをこの時点で除いておきましょう。

6強火で煮詰めていこう

ここからは煮詰める作業です。強火で焦がさないように木ベラなどでかき混ぜて、煮汁の汁気を飛ばしていきます。完全に飛ばしてしまうと保存が効きにくくなるので、少し浸るくらいの煮汁を残す程度に煮詰めていきましょう。

7味見して、味をととのえよう

煮汁が少し残ったくらいの時に、一度味見します。足りなければ少し濃口醤油を足すくらいでOK。火からおろします。

8器に取って、冷ましたら完成！

勿論、そのままの状態でも食べられますが、一度冷ましてから食べるとなお美味しいです。器に取って粗熱を取り、冷蔵庫で冷まして3〜4日持ちます。鶏の脂が浮き出てくるので、気になるようだったら取り除いて下さいね。