料理家・栄養士のななです。今回は基本の鮭のホイル焼きのレシピを紹介します。年中スーパーで見かける鮭ですが、実は旬は8~10月です。秋野菜と組み合わせることで贅沢な旬の味覚を楽しむことができ、そのひとつがホイル焼きです。ホイル焼きは、普段魚料理しない方でも簡単に手軽にできるので、早速作ってみましょう。
鮭のホイル焼きの材料(2人分)
具材
鮭 | 2切れ | |
にんじん | 1/2本 | |
しめじ | 1/2袋 | |
小ネギ | 1本 |
調味料
無塩バター | ||
醤油 | 大さじ1 | |
塩 | 少々 |
鮭のホイル焼きの作り方
今回のレシピのポイント
鮭の余計な水分を拭き取ることです。この水分には生臭い原因にもなり、また味の浸透率がアップするなどがありますので、しっかり行いましょう。下処理ができると、より一層美味しく召し上がれますよ。
しっかり水分を拭き取ってね
鮭は塩を含むことで、浸透圧で余計な水分がしっかり出てきます。この水分が生臭い原因でもあり、風味にも影響が出ますので、キッチンペーパーでしっかり拭き取ってから使用しましょう。ぎゅっと触れると崩れやすいので、気をつけてくださいね。
油はしっかり塗ってね
意外と忘れがちなのが、サラダ油を塗る作業。ひかずにそのまま置くと、野菜と鮭が焦げたり、くっついてしまい台無しになる恐れも。少し多いかなぐらいの量を全体に広げてから使用することで、こういった問題も回避できますので、ハケなどでしっかりと広げてから使用しましょう。
しっかり包もう
トースター内にアルミホイルが触れると、アルミホイルが焦げて危ないので、コンパクトに包むのコツです。上の部分をぎゅっと潰すようにしてしっかり包みましょう。
トースターでお手軽レシピ
出来たてのアルミホイルを開けた瞬間に、バターときのこの香りがふわっと広がり、食べる前から秋の訪れを感じる幸せな時間。トースターで焼きますが、ホイルで包むことで、水分が蒸発し、鮭がお箸で簡単に掴めるほど柔らかく仕上がりますので、パクパクと進むかもしれませんね。今回はトースターで紹介しましたが、魚焼きグリルやフライパンでも代用できます。見た目もおしゃれなので、おもてなしにもぴったり。ぜひお試しください。
料理研究家・栄養士・NadiaArtist。主宰してた料理教室が雑誌に多数掲載。企業さん向けのレシピ開発やコラム執筆などで活動中。自身も料理嫌いだったため、料理初心者さんからでも美味しく作れる簡単なレシピを目指してます。