Name: 豚肩ロースと梅酒を使ったお弁当にぴったりな生姜焼き
Cook time: 20 min
Total time: 20 min
Yield: 4人分
Cuisine: 和食
Ingredients: 豚肩ロース…350g; 玉ねぎ…1個; しめじ…1/2パック; 酒…大さじ1; 醤油…大さじ1; ごま油…大さじ1; 生姜…7g; 醤油…大さじ2; みりん…大さじ2; 梅酒…大さじ5; 塩…少々

内田有紀

フードコーディネーターの内田有紀です。今回は冷めてもおいしいお弁当おかずにもぴったりな、豚肩ロースと梅酒で作る生姜焼きのレシピのご紹介です。程よく脂身のある豚肩ロースを梅酒の入ったたれで仕上げることにより、柔らかく作れます。冷めてもおいしい生姜焼き、ぜひお試しください。

豚肩ロースと梅酒を使ったお弁当にぴったりな生姜焼きの作り方

1豚肩ロースの筋切りをする

今回は豚肩ロースを使用します。豚肩ロースの良いところは、程よく脂身があり、煮ても焼いても硬くなりにくいというところです。バラ肉ほど脂身はないので、こってりしすぎないのも良いところです。今回は5㎜厚さのものを使用しています。薄めが好きな方は3㎜厚さでも美味しいですよ。
1枚ずつ広げて、上の脂身の部分に2㎝幅の切り込みを入れていきます。あとは包丁の先端を使い、筋の部分を刺していきます。包丁で行うのが怖ければ、フォークを使用して穴をあけていきましょう。

2調味料Aで下味をつける

ボウルに筋切りをした豚肩ロースと調味料Aを入れてよく揉みこみます。下味をつけることで、肉の臭みが消えて、冷めても味がぼやけにくくなります。もし、冷蔵庫にねぎの頭が残っていれば一緒にもみこむと、さらに臭みが消えて美味しく仕上がりますよ。
まとめ買いや、お買い得品で大量に豚肉が手に入ったときも、この状態で冷凍保存しておくと、臭みなく調理できて便利ですよ。

3玉ねぎをくし切りにする

玉ねぎは芯の部分を取らずに、繊維に沿ってくし切りにしましょう。芯の部分を取らずに切ることで、ばらばらにならずに、仕上がります。また、繊維に沿って切ることで、崩れにくくなりますよ。
玉ねぎは、お肉を柔らかく仕上げる効果があるので、豚肉と相性ピッタリです。かさ増しにもなるので、ぜひ入れてください。

4しめじは石突をとって小房に分ける

きのこ類を入れることで、うま味がアップし、食感に変化がでて美味しく仕上がります。きのこ好きの方はたっぷりと入れましょう。今回はしめじを使用します。石突部分を包丁で切り落とし、手で小房に分けていきます。しめじが大きければ、半分に切りましょう。
しめじの他に、舞茸やエリンギ、しいたけでも美味しいですよ。お好きなきのこでお試しください。

5生姜をすりおろす

生姜は気にならない方は皮付きのまますりおろしましょう。生姜は皮の近くがもっとも香りが強いので、よく洗った生姜を皮付きのまま調理するのがおすすめです。気になる方はむいてOKです。

生姜はチューブでもOK

生姜はぜひ生のものを使用してください。香りが断然違います。お手軽にするなら、おろし生姜のチューブの物でもOKです。その場合少し多めに入れると、生姜感が強くなり、美味しく仕上がりますよ。

6熱したフライパンで豚肩ロースを焼く

中火に熱したフライパンにごま油を入れ、豚肩ロースを焼いていきます。1枚ずつ広げ、両面焼き色を付けていきます。この後野菜類と調味料と焼いていくので、完全に火が通らなくてもOKです。焦がさないように、焼き色を付けていきましょう。
今回は、生姜焼きで使うような豚肩ロースのスライスを使用していますが、切り落としでも美味しいですよ。その場合は、炒めるときにくっつかないように、よく混ぜながら炒めていきましょう。

7玉ねぎ、しめじを入れて炒める

豚肩ロースに焼き色がついたら、玉ねぎしめじを入れて炒めていきましょう。玉ねぎは火が通りにくいので、早めに入れます。早めにいれてお肉と炒めることでお肉を柔らかくしてくれる効果もあります。
きのこ類も炒めることで油に香りがつき、美味しさがアップしますので、一緒に入れて炒めましょう。全体的に油がなじんでしんなりとするくらい炒めましょう。

8調味料Bを入れて炒める

玉ねぎ、きのこに油がなじんだところで調味料Bを入れていきましょう。梅酒の香りが良い感じです。
梅酒を使用することで、クエン酸の効果でお肉が柔らかく仕上がります。また、砂糖、料理酒を使用しなくても良いというメリットもあります。梅酒のさわやかな酸味が、生姜焼きのこってり感と良く合います。普段と一味違った生姜焼きにしたいという時にもぴったりですよ。

9調味料の水分が8割飛んだら生姜を入れて炒める

生姜は香りが飛びやすいので、最後の仕上げに入れましょう。調味料の水分が8割飛んだところに投入します。焦げやすいので注意しながら炒めていきましょう。
調味料の水分が多いので炒めきるのに少し時間がかかりますが、時間をかけて炒めることでお肉にしっかりと味がつき、冷めてもおいしい生姜焼きが完成しますよ。水分がしっかりと飛んで、良い焼き色がついたら完成です。

著者／内田有紀

フードコーディネーター、調理師として活動中。企業お料理教室のレシピ開発、カフェ等でのメニュー開発、保育園給食調理の実績あり。幼児食インストラクターを活かし、親子で楽しめるレシピを目指しています。

お弁当にぴったり！豚肩ロースと梅酒で作る冷めても柔らか生姜焼きのレシピ

豚肩ロースと梅酒を使ったお弁当にぴったりな生姜焼きの材料（4人分）

主な材料

調味料A

その他材料

調味料B

付けあわせ