洋食歴20年の料理人hiroです。今回は磯の香りを持ったシラスのチャーハン。塩っ気も持っていて、食がススミます。使う材料は少なめで、長ネギと九条ネギのWネギが特徴。食材の色を生かした薄口醤油が味の決め手。仕上がりは「白チャーハン」と言ったところで、見た目もキレイです。それでは早速作っていきましょう。
釜揚げしらすとネギのチャーハンの材料(2人前)
具材
白ご飯先に炊いておきましょう | 2合分 | |
玉子Mサイズ | 2個 | |
白ネギ | 1/2本分 | |
九条ネギ | 適量 | |
釜揚げシラス | 40g |
調味料
米油サラダ油で可 | 大さじ3 | |
塩 | 小さじ1 | |
白胡椒 | 少々 | |
酒 | 大さじ2 | |
薄口醤油 | 小さじ2〜3 | |
ごま油 | 小さじ1/2 |
釜揚げしらすとネギのチャーハンの作り方(1分動画で早回し解説)
釜揚げしらすとネギのチャーハンの作り方
溶き卵が半熟になる前にご飯を投入しよう
油と溶き卵を混ぜ合わせ、半熟になる手前で温かいご飯を加え、ほぐしていきます。冷やご飯の場合は、必ずレンチンしてから加えましょう。パラパラにするコツのひとつがご飯は温かい状態であることです。
ご飯が色づいたところで下味です
ご飯が色づいた時。それは、熱とともに油がご飯ひと粒ひと粒にコーティングされ、くっついていたものが離れていっている状態。パラパラになっている状態です。ここで初めて、塩、白こしょうと全体に下味を付けていきます。
シンプルな白チャーハンで見た目も美味しく!
薄口醤油を使うと、食材の色を活かせると先述しましたが、今回のレシピは仕上がりが全体的に「白」のチャーハンとなります。ワンポイントで九条ネギの色が入っていて、見た目がキレイです。炒飯と言えば、焼豚が具材!というのが一般的でしょうが、ご飯にからんだ釜揚げシラスが良い仕事をしてくれて、余計な化学調味料に頼らず、ほん海苔と塩味と磯の香りを楽しませてくれます。今回の炒飯レシピ、是非とも食のレパートリーに加えてみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。