こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。パスタのお悩みのひとつとして良くご相談を受けるのが「冷製パスタが水っぽくなる」こと。せっかく作ったのに水っぽくて味がぼやけているとがっかりですね。今回はそんなお悩みを解決しながら、簡単で美味しく作れる冷製パスタをご紹介します。それでは早速作っていきましょう!
ツナとトマトの冷製パスタの材料(2人分)
主な材料
スパゲッティーニ | 180g | |
塩 | ゆで汁の1%(1リットルに約大さじ1) | |
ミニトマト | 4個 | |
ツナ(缶詰) | 70g |
ソースの材料
トマトジュース | 100ml | |
レモン汁 | 大さじ1 | |
オリーブオイル | 大さじ2 | |
チューブ入りにんにく | 小さじ1 | |
塩 | 小さじ1 | |
こしょう | 少々 |
付けあわせ
ベビーリーフ |
ツナとトマトの冷製パスタの作り方
塩をきちんと入れて下さい
パスタを茹でる時は、1リットルに対して大さじ1くらいの塩を入れて茹でて下さい。こうする事で、パスタの中まで塩が浸透してしっかり下味が付きます。また、沸騰点が上がって高い温度で茹でられたり、水っぽくない仕上がりになったりと利点が色々とあります。ちょっと入れただけでは効果が無いので、しっかり入れて下さいね。
ギュッと押すと水分が沢山出ます
ザルをしっかり振って水分を切った後、ギュッと押すとまだまだ水分が出てきます。写真をご覧頂くと沢山水分が出てきた事が分かりますね。この水分が冷製パスタを水っぽくしてしまう原因です。ギュッと押しても潰れないので、しっかり押し出す事が大切です。
水っぽさ無し!シコッとした食感とトマトのうま味が最高の美味しさ
しっかり水を切っているので水っぽさ無し、ソースの味がダイレクトに感じられるパスタになりました。ソースに加えたレモン汁が爽やかさを、ツナがコクとボリュームをプラスしてくれます。基本的な作り方が分かれば、加える具材は自由自在。お好きな野菜いろいろ、モッツァレラチーズや生ハム、しらすやほたてなど、カスタマイズすると美味しさ倍増です。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」