洋食歴20年の料理人hiroです。今回は誰でも簡単に出来るようにオムレツを図解化。さらにチェダーチーズを詰めたものをご紹介します。トーストやサラダ、ミルクのお共に、モーニングオススメのレシピです。卵料理の難しいさは火加減にあります。ポイントを抑えながら、早速作っていきましょう。
チェダーチーズ入りオムレツの材料(1人前)
具材
玉子Mサイズ | 2個 | |
チェダーチーズ | 20g | |
無塩バター | 20g | |
イタリアンパセリ | 適量 |
調味料
塩 | 少々 | |
白胡椒 | 少々 | |
ケチャップ | お好みで |
付けあわせ
イタリアンパセリ |
チェダーチーズ入りオムレツの作り方
フォークを使って空気を含ませるようにしっかりと混ぜます。
今回の卵液のベースとなります。これと無塩バターとの組み合わせ。至ってシンプルです。
フライパンを火から離しながら
バターを溶かすことが目的で、色をつけることが目的ではありません。火から離して、フライパンの底や内側面など全体に行き渡るように回します。
状態の見極めが大切です
だんだんと卵液が固まってきました。軽いスクランブルエッグの状態となりました。卵液の円の周りをゴムベラの先でフライパンから少し剥がすような状態にしておきます。このキッカケを作っておくと巻きやすくなります。
卵液の円の周りにキッカケを作ったら…
火を止めて放置しよう
火を止めて1分以上放置します。
右上半分を折りたたみ…
次に左上半分を折りたたみます。ゴムベラを使用すると簡単です。
今度は右下半分を折りたたみ…
次に左下半分を折りたたみます。ツナギめを綺麗に閉じるために…
ここで一気に天地をクルッと勢いよく手前にひっくり返します。繋ぎ目部分が下になりました。
繋ぎ目部分を弱火で1分ほど
繋ぎ目部分を閉じるために、今度はフライパンを傾けながら下部分を弱火で焼きます。こうすることで、繋ぎ目を結着することができます。
当然、中はとろふわです。
オムレツは火加減がとても難しい料理です。焼き色を極力つけないことや、中を半熟のふわふわにするには早くにコツを掴むこと。何度か練習が必要な場合があるかもしれませんが、「巻き」が出来るようになると、具材を変えても楽しめます。これにチキンライスを巻くと、そう、オムライスですね。朝の朝食に、サクッと作れるようになってもらえればと、今回は誰でも出来るようなオムレツのコツをご紹介しました。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。