料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、巷で大人気の「上海焼きそば」です。日本人に馴染み深いソース焼きそばとはひと味違い、甘さとしょうゆ系ベースの味つけに主な具材が豚肉、そして青菜(今回は小松菜使用)を使用した中国ではおなじみの麺料理です。では早速作りましょう。
オイスターソースが決め手の上海焼きそばの材料(4人分)
具材
蒸し焼きそば麺1袋130g | 4袋 | |
豚ロース薄切り肉 | 200g | |
シーフードミックス | 1袋(350g) | |
小松菜 | 1把(300g) | |
しめじ | 1株(130g) | |
にんじん | 1/4本(65g) |
調味料A
酒 | 大さじ1(15g) | |
にんにく | 5g | |
しょうが(すりおろし) | 5g | |
塩 | 0.5g | |
粗びき黒こしょう | 少々 |
調味料B
しょうゆ | 小さじ1(6g) | |
ごま油 | 大さじ1/2(6g) |
調味料C
オイスターソース | 大さじ4(72g) | |
砂糖 | 大さじ1(12g) | |
しょうゆ | 大さじ1(18g) | |
鶏ガラスープの素 | 0.8g |
その他
ごま油 | 大さじ1(12g) |
オイスターソースが決め手の上海焼きそばの作り方
小松菜は茎と葉を分けて二段階で加える!
手順内でもご紹介しましたが、小松菜など葉物野菜はかたい茎部分とやわらかい葉の部分で加熱時間を変えて調理します。茎と葉を同時に加熱すると、やわらかい葉は歯ごたえがなくなり、栄養も減ってしまうため、気をつけます。茎の根元に近い部分は、茎が重なっているので、切る段階で泥や汚れがしっかり取り除かれているか確認しておきます。重なって取りにくい場合は、手で茎をはがして洗います。
小松菜はゆでずに使いますが、茎のかたさが心配な場合は、耐熱容器に茎を入れ、ラップをして電子レンジ600ワットで1分加熱することで、やわらかくなり、フライパンでの調理時間も短くできます。
甘さとオイスターソースベースの味が麺に絡んで食欲そそります!
上海焼きそばの美味しさの秘訣は、なんといってもオイスターソースベースの味付けです。ほん海苔甘いオイスターソースに豚肉の下味で使用したにんにく、しょうがのスパイシーさと、隠し味に使った鶏ガラスープの素が美味しさの秘密です。ソース色に染まった麺のあと引く美味しさはもちろん、加熱しタコとでそれぞれの具材から染み出した旨味も欠かせない味のポイントです。
今回の具材はシーフードミックスを加えていますが、用意がむずかしい場合はもやしや冷蔵庫の残り野菜をたっぷり加えて作っても美味しく仕上げることができます。特に、味に主張がないきのこ類を加えると、ボリュームがでるのでおすすめです。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。