料理人hiroです。今回は基本の明太子パスタのレシピをご紹介します。明太子をボソボソにして塩っぱくしてしまいがちですが、ボイルする時の塩の量を減らしてボウルで仕上げることで明太子をストレートに楽しめる一皿となります。使う材料は6つ♪短時間で出来て覚えていて損はなしです!早速作っていきましょう。
明太子パスタの材料(2人分)
具材
明太子 | 1はら(90g) | |
スパゲティ | 240g | |
大葉 | 6枚 |
調味料
無塩バター | 50g | |
塩 | 適量 | |
薄口醤油 | 大さじ1 |
明太子パスタの作り方
今回のレシピのポイント
ボウルで和えるので、スパゲティを茹でるときは塩分量を抑えて標準時間のプラス30秒でボイルすることがポイントです!
包丁の背を使って丁寧に下処理
明太子に切り込みを入れて、包丁の背を使って丁寧に卵をこそぎ落とします。皮ももちろん食べられますが、ソースとして使うため今回は除きます。もったいないのでおにぎりの具などにして食べてしまいましょう。
皮を取り除いた明太子です。器にとっておきましょう。
塩分量を抑えるのは明太子の塩気が強いため
今までのパスタのレシピ記事では、お湯に対して1%の塩とお伝えしてきましたが、今回は明太子なので特殊パターンです。
麺に下味をつける時は、0.5%の塩です。例えば2ℓのお湯なら塩は10gですね。さらに茹で汁もソースとして使用するので、明太子のことを加味するとこれくらいがちょうど良い塩梅となります。
プラス30秒で茹で上げる
これも特殊なのですが、スパゲティはアルデンテを無視して標準茹で時間のプラス30秒で茹で上げます。
なぜかと言うとボウルで和えるため、普通にフライパンで仕上げるパスタと比べて温度が格段に低く、スパゲティが水を吸えないからです。ボイル時間を少し長めにとって麺を引き上げるとちょうど良い塩梅となります。
ボウルの中でサッとバターソースと和えておきます。これで麺同士がくっつくのを防げます。
ボウルで和えて火入れを最小限に!
明太子は火を入れると白くなり、ボソボソになってしまいます。ボウルを使って火入れを最小限にすることで、持ち味のピンク色を保ててクリーミーで程よいプチプチ感が楽しめます。
シンプルなのに奥行きある味わい
使用する材料は6つとシンプルなパスタですが、これで完結してしまうほど奥行きある味わいがあります。ボイルオーバーした麺を使ってボウルで和えるのも理由があり、ちょっとした工夫で塩梅の良い一皿となるんですね。
食べてみると温度ぬるめといった印象ですが、温製もあれば冷製もあり、その中間もありです。アツアツが必ずしも美味しいとは限りません。是非ともボウルで和えた明太子パスタを作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。