洋食歴20年の料理人hiroです。今回はイタリアチーズの王様パルミジャーノ・レッジャーノをふんだんに使ったリゾットを「生米から」作ります。目標時間は30分以内。アルデンテに仕上げたリゾットは、オンリーワンチーズの風味で格別な仕上がりとなります。粗びき黒胡椒との相性抜群です。早速作っていきましょう。
リゾット・パルミジャーノの材料(2人分)
具材
お米 | 1合(150g) | |
玉ねぎ | 50g | |
パルミジャーノ・レッジャーノすりおろし | 50g |
調味料
塩 | 小さじ2/3〜 | |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1/2 | |
白ワイン | 大さじ1 | |
お湯 | 600mℓ〜 | |
無塩バター | 15g | |
白胡椒 | 少々 | |
黒胡椒粗びき | 少々 |
リゾット・パルミジャーノの作り方
リゾットのお米は洗米「しない」!
お米は洗ってしまうと水分を吸ってしまい粘りが出てしまって、後で加えるスープを十分に吸ってくれなくなります。
リゾットはお米を炒めて油をコーティングすることで、皮膜ができて、アルデンテ(歯応えある食感)に仕上がります。気にせず洗米せずに炒めていきましょう。
沸騰してから14分、熱湯も使い切ったところで一度お米を噛んで味見します。少し芯が残った印象です。これがリゾットのアルデンテ。無塩バター15gを加えて、木べらを使ってしっかりと混ぜます。
生米で炊くからこそリゾットは味わい深くなります
リゾットをあらかじめ炊いたお米で作るとどうなるでしょうか。味気なく、歯応えのないおじや状態となりますね。生米で炊き上げてこそ、リゾットの魅力があります。
イタリア米で本格的に炊くのも良いですが、日本米でも十分に美味しく炊き上がります。ポイントは水加減と火加減。短い時間でアルデンテに仕上げると、シンプルなチーズリゾットは味わい深くなります。パルミジャーノを手にしたら、是非一度作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。