暑い季節もさっぱりオートミールで乗り切ろう！なすのオートミール味噌だし冷やし茶漬け

1まずはスープを作ろう

お鍋に水を入れて煮立たせ、和風顆粒だしを加えて混ぜてスープを作りましょう。今回はなすの方に味をつけるので、スープの味つけはこの和風顆粒だしのみ。しっかり混ぜたらボウルなどに入れてラップをし、冷蔵庫で冷やしておきます。

さて、スープを冷やしている間に他の調理を進めましょう！

2なすの下ごしらえをしよう

次はなすの下ごしらえ。ヘタを切り落としたら縦半分に切り、5mm幅の薄切り（半月切り）に。さらに、ボウルに水・塩（分量外：少々）を入れてなすを浸します。こうすると、なすが余計な油を吸わなくなります。

ただし、なすの皮に含まれるアントシアニンの一種「ナスニン」というポリフェノールは水溶性。つまり水に溶けるので、浸ける時間は5分を目安にしておきましょう。

水気を切ったら、なすにごま油を絡めましょう。先に油をまとわせることで、仕上がりがベチャッとし過ぎるのを防げます。これで、なすの下ごしらえはバッチリです。

3紫蘇を刻もう

紫蘇は軸を切り落として千切りにしましょう。重ねてくるくるっと巻いて切ると、簡単に千切りにすることができます。そのさわやかな香りには胃液の分泌を促してくれるはたらきがあるので、暑くて食欲がなくなる季節には嬉しい食材ですね。しっかり刻んで、その香りを引き出しましょう。

4オートミールをレンジで加熱しよう

今回使用するオートミールはロールドオーツという粒が平たく加工されたタイプ。粒感しっかりで今回のようなレシピにピッタリです。耐熱容器に水と一緒に入れて600Wのレンジで1分半チン。このあとお茶漬けにするので、軽くほぐしておきましょう。ちなみに、今回のレシピでは粒がやや不揃いのロールドオーツを使用しています。

ロールドオーツの粒感もメーカーによって様々ですが、ボクは食感の違いを楽しめてこちらの方が好みです。

5なすを炒めよう

フライパンを熱したら、なすを加えてしんなりするまで炒めましょう。予めなすに油をまとわせているので、新たに油を追加する必要はありません。

しっかり炒めたら次の工程に移ります。

6ツナ缶・調味料を加えてさらに炒めよう

フライパンにノンオイルツナ缶を加えて、さらに炒めましょう。ノンオイルツナ缶は汁に旨みが溶け込んでいるので、ぜひそのままで。汁気が飛んだら…

合わせ調味料を加えてサッと混ぜ炒め、具の調理は完了。味噌と醤油を焦がしたいい香りがキッチンに広がります。さぁ、あとは盛り付けるだけです！

7盛り付けて完成！

器に米化したオートミールを盛り、冷やしていたスープを回しかけ、炒めたなす・ツナ、千切りにした紫蘇、おろし生姜を乗せ、仕上げに白いりごまをちらしたら…冷やし茶漬けの完成です！今回は食器はお茶漬け気分を盛り上げるため、津軽びいどろというガラス工芸の物をチョイス。ランチョンマットは水色にし、カットスいかがデザインされた箸置きで色と涼しさのワンポイントをプラスしてみました。

では、ズルズルっと食べましょう！

さっそくできたて熱々…。いや、たしかに具材は炒めているので熱いですが、スープは冷たいので、さしずめ「できたてアツつめ」と言ったところでしょうか。…とにかく、できたてを食べてみました。…味噌のコクと醤油の香りをしっかりまとったなすがトロトロ！そこにツナの旨みがしっかり絡んで、オートミールのもちぷち食感との相性バツグン。 また、これだけだとこってりですが、冷たいだしスープとたっぷり紫蘇のおかげで後味はさっぱり。ほん海苔香るごまの風味も香ばしく、最後の一滴までズルズルっと食べられる一品に仕上がりました。