こんにちは。フードコーディネーターの上田みえです。今回は電子レンジで簡単に作れる「鮭ときのこの南蛮和え」をご紹介します。鮭とたっぷりのきのこと野菜を南蛮だれで和えた、ごはんが無くても満足できる一品です。低糖質なのでダイエットにもおすすめですよ。それでは早速作っていきましょう!
鮭ときのこの南蛮和えの材料(2人分)
具材
生鮭切り身 | 2切れ | |
えのき | 150g | |
しめじ | 100g | |
ピーマン | 1個 | |
玉ねぎ | 50g | |
にんじん | 50g |
南蛮酢
酢 | 大さじ2 | |
醤油 | 大さじ1.5 | |
きび砂糖 | 大さじ1 | |
輪切り唐辛子 | 小さじ1/4 |
調味料
酒 | 大さじ1 | |
塩 | ひとつまみ |
鮭ときのこの南蛮和えの作り方
調味料は合わせておくとムラなく馴染む
あらかじめ混ぜ合わせておくことで、調味料のムラがなく食材と和えられますよ。
きのこは、糖の吸収を穏やかにする「食物繊維」が豊富に含まれています。さらに低カロリーなので糖質制限中やダイエットにもとてもおすすめな食材です。ビタミンB群などの栄養素も豊富なので、積極的に取り入れたいですね。
たまねぎは繊維に沿った千切りにします。繊維に沿って切ることで、シャキッとした食感を活かした仕上がりになりますよ。
にんじんは皮を剥き、千切りにします。にんじんは食感が固いため、火通りが良くなるように細目に切りましょう。
塩で臭みを取る
塩をふると浸透圧の作用により、魚の臭みのある水分が出てきます。出てきた水分を拭き取ってから調理することで臭みなく仕上がりますよ。また、調理する時にドリップが出ていたら、さっと水洗いすると表面の臭みを取り除けます。
塩鮭ではなく生鮭を使用する!
鮭は塩鮭ではなく「生鮭」を使用するようにしましょう。塩鮭を使うと塩辛くなってしまうので、注意してくださいね。
ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで生鮭に火が通るまで4分程加熱します。
出てきたおいしい出汁を活用!
きのこや野菜から水分が出てきますが、鮭の旨味と栄養素の入った出汁なのでそのまま使用します。そのため、今回の南蛮酢は水は加えずに作っています。
熱いうちが味馴染みがいい
食材が熱いうちに南蛮酢を和えることで、味が素早く馴染みます。冷めていく段階で味が染みていくので、電子レンジから取り出したらすぐに和えておきましょう。
栄養バッチリで満足な低糖質メニュー
油で揚げず、小麦粉もまぶさず、ダイエットにぴったりな「鮭ときのこの南蛮和え」です。鮭や野菜から出た水分も活用して、栄養バッチリな低糖質、低カロリーメニューですよ。
ご飯のおかずというよりは、そのままパクパク食べられるようにちょうどいい味付けになっています。食欲がなくても食べられそうな、さっぱりな一品です。火を使わずに電子レンジで作れるので、簡単で洗い物も少なく済むのも嬉しいですよね。ぜひ作ってみてくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。料理講師、レシピ開発、レシピ動画制作、広告撮影などを経験し、現在は料理人ライターとしての執筆でも活動中。「特別な食材を使わない、簡単ほっこりおうちごはん」をテーマに料理の楽しさをお伝えします。