こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回作るのはイタリアはシチリア島発祥の家庭料理「カポナータ」のレシピ。ちくわ入りでタンパク質をプラスし、夏野菜の抗酸化力をまるごと食べられる一品に仕上げます!
ちくわ入りカポナータの材料(2人分)
具材
ちくわ | 4本 | |
なす | 2本(約270g) | |
玉ねぎ | 1/4個(約80g) | |
セロリ茎部分 | 1/2本(約60g) | |
赤パプリカ | 1/2個(約80g) | |
黄パプリカ | 1/2個(約80g) | |
にんにく | 1かけ | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
刻みバジル | 適量 |
調味料
カットトマト缶 | 200g | |
レモン汁 | 大さじ1 | |
塩 | ひとつまみ | |
黒こしょう | 少々 |
ちくわ入りカポナータの作り方
なすはほとんどが水分のため低カロリーながらも、皮にはポリフェノールがたっぷり。本場のカポナータでは素揚げされることが多いそうですが、今回はそのまま調理してカロリーも控えめに仕上げます。
加熱するとコクも香ばしさもアップする玉ねぎは、カポナータにも欠かせない食材。疲労回復成分も豊富で、抗酸化力の高い夏野菜とも相性バッチリです。
パプリカは加熱しても変色しにくく、ビタミンたっぷりでカポナータを彩り鮮やかに仕上げてくれる食材。
煮込むと独特の甘みがギュッと凝縮され、相乗効果で他の食材の風味も引き立ててくれます。
セロリはビタミンC・Eを含むほか、体内の余計な塩分を排出してくれるカリウムを含んでいるので、高タンパクで塩分を含むちくわとも相性のいい食材。
独特のさわやかな香りとシャキッとした食感は、カポナータにさっぱりとした風味を与えてくれます。
独特の香り成分は細胞を壊すことで活性化。今回は家庭料理らしく飾らずに、潰してそのまま調理します。
ちくわは高タンパクで低脂質なので、ダイエット中のタンパク源としても優秀。
もちろん、本場のカポナータには使用されませんが、野菜と一緒に煮込むとだしが出て風味がよくなるので、煮物レシピにもピッタリの食材なんですよ。
味が薄いときは…
じつは、カポナータは似たような見た目のラタトゥイユと違って、しっかりめに味付けする料理。
今回はちくわからだしが出ることを考慮していますが、味が薄いというときは塩を増やしたり、砂糖をプラスしてお作りくださいね。
香りが立ってきたら、玉ねぎ、セロリを加えて炒めましょう。じっくり炒めて、香りを引き出していきます。
続けてなすを加え、全体に油がなじむまで混ぜ炒めます。
最後にパプリカ、ちくわを加えたら、さらに全体がなじむまで混ぜ炒めましょう。
フタをして極弱火で10分ほど煮込んでいきます。水分量が少なめなので、様子を見て焦げないように途中で混ぜながら煮込みましょう。
完成した写真がこちら。夏野菜らしいカラフルな仕上がりになっています!
より本格的に仕上げたい場合は…
今回は利用しやすいレモン汁を使用していますが、より本格的な味に仕上げたい場合は「白ワインビネガー」をご利用ください。
また、具材はズッキーニやオリーブをプラスしてもおいしいですよ。
抗酸化力たっぷりの夏野菜でうるおい補給!
今回は、夏野菜たっぷりで作るカポナータのアレンジレシピをご紹介しました。なすやパプリカ、セロリやトマトなどの夏野菜は抗酸化力たっぷり。
夏は日差しが強く肌もダメージを受けやすいですが、ビタミンたっぷりの夏野菜を食べればうるおいもキープ。高タンパクなちくわを合わせれば、その効果も倍増です。
それでは、野菜がたくさん食べられてダイエットにもピッタリ、お肌にも嬉しいカポナータ、ぜひ作ってみてください!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。