こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回作るのは、世界三大スープの1つ「トムヤムクン」を和風にアレンジしたレシピ。えびのうま味と味噌のコクでやさしい味わいに。ほっこりさっぱり食べられる1杯です!
味噌の和風トムヤムクンの材料(2人分)
具材
むきえび | 120g | |
しめじ | 100g | |
ミニトマト | 6個 | |
玉ねぎ | 1/4個(約80g) | |
ごま油 | 大さじ1 | |
味噌 | 大さじ2 | |
塩コショウ | 少々 | |
パクチー | 適量 |
調味料
水 | 500ml | |
料理酒 | 大さじ1 | |
レモン汁 | 小さじ2 | |
和風顆粒だし | 小さじ1 | |
おろしにんにく | 小さじ1 |
味噌の和風トムヤムクンの作り方
本場のトムヤムクンではフクロタケというきのこが使用されることが多いそうですが、今回は和のうま味との相性がいいしめじをチョイス。
他の食材の風味を引き立ててスープが風味豊かになるのはもちろん、食物繊維もたっぷりに仕上げます。
ミニトマトはトムヤムクンにさっぱりとした酸味をプラス。さらに、うま味成分も豊富なのでコクのある味わいに。
ビタミンCやリコピンも豊富なので、高タンパクなえびとの相性もバッチリの食材です。
加熱すると甘みが増す玉ねぎは、トムヤムクンにも欠かせない食材。独特の風味はえびのうま味を引き立て、スープの味のバランスを取ってくれます。
血液サラサラ成分や疲労回復成分も豊富ですが、スープなら逃すことなく効率よく摂取できるのも嬉しいですね。
ワタを取ったえびはボウルに入れて片栗粉と塩(分量外:それぞれ大さじ1/2、小さじ1/4)を揉み込み、水でしっかり洗いましょう。粒子の細かい片栗粉を揉み込むことで、細かい汚れも取り除くことができます。
洗い終わったら、キッチンペーパーなどで水気を拭き取りましょう。トムヤムクンのクンはタイ語で「えび」を意味し、風味豊かなスープに必須の食材。もちろん、高タンパク低脂質でダイエットにもピッタリです。
これで下ごしらえは完了。次からはスープを作っていきます!
有頭えびで作ったり、辛みをプラスするのもおすすめ!
今回はむきえびで作っていますが、有頭えびで作れば頭からもだしが出て、一層濃厚なスープに。
また、やさしい風味に仕上げるために辛みのある食材を利用していませんが、唐辛子や豆板醤などをプラスして作るのもおすすめです。
ぜひアレンジして、自分好みのトムヤムクンを作ってみてください!
さらにしめじ、ミニトマト、玉ねぎを加えて混ぜ炒めます。じっくり炒めてうま味を引き出しましょう。野菜がしんなりしてきたら、煮込みの工程に進みましょう。
煮立たせるとアクが出てくるので…
クシャクシャにしたアルミホイルを軽く押し当てるなどして、アク取りをしましょう。
スープがキレイになったらフタをし、弱火で10分ほど煮込んでいきます。
一旦火を止め、仕上げに味噌を溶き入れたらひと煮立ちさせましょう。味噌は後入れにすることで、より風味が引き立ちますよ。
仕上げに塩コショウで味を調えたら火から下ろします。ミニトマトの彩りが鮮やかですね!
パクチーが苦手な方は…
今回仕上げに使用しているパクチーはえびの風味とも相性がいい食材ですが、「香りが苦手…」という方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、刻みネギや刻んだしそをトッピングしていただいてもオーケーです。
具材たっぷりの和風トムヤムクンはダイエットにもピッタリ!
今回はタイ料理のトムヤムクンを和風にアレンジしたレシピをご紹介しました。発酵調味料である味噌は、腸内環境の改善にも嬉しい食材。
高タンパクなえび、抗酸化力の高いミニトマトやパクチーなどと一緒に食べれば、その効果も倍増。具材がたっぷりのスープは食べたときの満足感も高く、ダイエットにもおすすめです。
和のうま味でやさしい味わいのトムヤムクン、ぜひ作ってみてください!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。