洋食歴20年の料理人hiroです。今回はスーパーで揃う食材を使って、18cm丸型で「ガトーショコラ」を作ります。チョコの贅沢感が味わえて、しっとりとした焼き菓子なので、冷蔵庫保管で4〜5日持ちますので、毎日のお3時が楽しみになります。その際にはコーヒー淹れをお忘れなく!早速作っていきましょう。
クラシック・ガトーショコラの材料(8人分)
具材
板チョコレートロッテブラックチョコレート | 100g | |
無塩バター | 85g | |
卵黄Mサイズ | 4個 | |
卵白Mサイズ | 4個 |
調味料
グラニュー糖 | 100g | |
グラニュー糖 | 70g | |
薄力粉 | 40g | |
ココアパウダー | 55g |
クラシック・ガトーショコラの作り方(1分動画で早回し解説)
クラシック・ガトーショコラの作り方
バターがオーブンシートの良いノリ代わりとなりました。また、オーブンで焼くときに、バターの風味と熱の助けとなります。
鍋にお湯を沸かして、その上に無塩バターと手で割ったチョコレートを乗せて湯煎します。その際に、水がボウルの中に入らないように気をつけましょう。
粉類をふるっておこう
薄力粉とココアパウダーを、別ボウルに粉ふるいでふるっておきます。粉のかたまりを無くすだけでなく、粉に空気を含ませることでふっくらとした焼き菓子に仕上がります。
ふるった後の薄力粉と、ココアパウダーです。事前準備をしっかりしておくと、あとは流れるように作業が進みますよ。
ひたすら撹拌すること5分ほど…
ツノが立つメレンゲに!
メレンゲが出来上がりました。ホイッパーを持ち上げたときに、ツノがツンと立つ程度のものです。この状態は「9分立て」。今回のガトーショコラに適したメレンゲです。グラニュー糖が入っているので、しっとりとしていて、状態を保つことが出来ます。また、ホイッパーを洗わずに次の作業に進めるので先にメレンゲを立てました。
グラニュー糖のジャリジャリ感がなくなり、白くもったりするまでになればOKです。
白くもったりした卵黄+グラニュー糖に、溶かしたバターチョコを加え、しっかりと混ぜます。
メレンゲは回数分けて!
次に、9分立てにしておいたメレンゲをチョコレートベースに加えていきます。3回に分けてしっかりと混ぜ合わせます。混ぜ合わせる時は、ゴムベラを使ってさっくりと混ぜ合わせます。
2回、3回と…
チョコレートベースの色が均一になるまでしっかりと混ぜたら、生地は完成となります。
カットするときは…
冷蔵庫で冷ましたガトーショコラを型から取り出し、オーブンシートを剥がします。カットする時は、ナイフに熱湯を振りかけて、乾いたタオルで水分を拭き取り、ナイフが熱い状態でカットすると形崩れすることなくカットできます。8分割すると良いでしょう。
ガトーショコラとコーヒーで贅沢時間をお過ごし下さい!
チョコレートって入っているだけで、なぜかリッチな気分になりますよね。フォークを入れた時に、ホロっと砕けて、口に入れるとリッチなチョコ生地が口の中に溶けて広がっていきます。これに寒い時にはアツアツのコーヒーを、暑い時にはアイスコーヒーをとその時の気温で楽しんでいただきたいです。でもガトーショコラは焼き菓子なので、冷蔵庫保管で4〜5日持ちます。子供も大人も喜ぶケーキです。お好みで粉糖や、ホイップクリームを添えてお楽しみください。
是非とも今回のガトーショコラを、スイーツレシピのレパートリーに加えてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。