卵なしで作るスノーボールクッキーのレシピ！なぎ無しでも形成◎型不要で初心者にも簡単

1粉類を合わせておこう

薄力粉とアーモンドパウダー（アーモンドプードル）を合わせて軽く混ぜておきます。アーモンドパウダーは製菓材料店やプロ用食材のお店、ネットショップ、大型の100円ショップ等で購入できます。アーモンドパウダーを入れる事で、一気にプロっぽい味になるのでおすすめです。

2バターを柔らかくしておく

バターを室温に戻し、粉糖とバニラオイルを加えてすり混ぜます。粉気がなくなったら、ホイッパーで空気を含ませるようにぐるぐる混ぜます。白っぽい硬めのマヨネーズ状を目指してください。スノーボールクッキーは、このバターの柔らかさが仕上がりの口当たりに影響します。必ず室温に戻して、充分に柔らかくなった状態で作り始めてください。

ボウルに入ったバターをゴムベラで押してみて、軽い力で練れる柔らかさがベストです。ただし、柔らかくなり過ぎて溶けてしまうと、そこから冷蔵庫で冷やしても分離して元に戻らなくなるので、夏の暑い時期等は注意してください。

3バターと粉類を合わせよう

ふわふわになったバターに、合わせておいた粉類をふるい入れます。アーモンドパウダーは粒子が大きく粉ふるい器を通りにくいので、粉ふるい器より目の粗いザル等の方が使いやすくおすすめです。最後に残った粒の大きなアーモンドパウダーは、手でザルの中をかき混ぜるようにして最後まで濾してください。

4ゴムベラで切るように混ぜる！

粉類とバターを混ぜる時は、練らずに「切る」ように混ぜます。ゴムベラを縦に持ち、バターに縦線を入れる気持ちで左から右に移動します。終わったらボウルを90度回転させ、再び縦線を入れるように左から右に移動します。それを繰り返していくと、バターと粉類が馴染んで、粉っぽさがなくなってきます。

粉気がなくなって、生地がしっとりしてまとまってきたら混ぜ終わります。

5ラップで包んで寝かせよう

できた生地をラップで包み、平らにして冷蔵庫で2時間以上寝かせます。冷やして寝かせる事で、バターがダレるのを防ぎ、薄力粉のグルテンを落ち着かせてサクサクの食感のクッキーに仕上がります。最低でも2時間が目安ですが、一晩寝かせても大丈夫です。

6計ってまるめよう

寝かせた生地を室温に戻し、ちぎって1個7gになるように計量して丸めます。手の平で挟んで大きな円を描くように丸めると、綺麗な球体にできますよ。丸めたらバット等に置いて、ラップを被せて再び冷蔵庫で2時間以上寝かせます。

7クッキー生地を焼こう

クッキングシートかシルパン（製菓用の繰り返し使えるオーブンシートです）に生地を間隔を開けて配置します。予熱しておいた160℃のオーブンで20〜23分程度、表面に薄く焼き色がつくまで焼いたらクッキー生地の出来上がりです。焼き立ては崩れやすいので、しばらく天板に乗せたまま冷まします。

8粉糖をまぶしたら出来上がり！

チャック付き袋かポリ袋に、冷めたクッキーを入れ、仕上げ用の粉糖を大さじ2杯程度ふりかけます。入れたらしっかり口を閉じて、粉糖がクッキーにまんべんなく絡むように袋の中で転がします。5分程度おいたら、さらに大さじ1杯の粉糖を追加して口を閉じ、再び袋の中で転がしてクッキーに粉糖をまぶします。クッキーに粉糖がまんべんなく行き渡って、全体的に白くなったら出来上がりです！

お口に入れた瞬間、粉糖が溶けてとろけるような甘さが広がります。そしてクッキー生地はサックサク。アーモンドパウダーの香ばしい香りも相まって、お店みたいな本格的な味に仕上げる事ができました。卵のつなぎ無しでもしっかり形成できて、しかもこのプロっぽい仕上がりはテンションが上がります。（笑）工程3で、紅茶のティーバッグを1袋（2g）を入れると、簡単に紅茶フレーバーのスノーボールクッキーができるので、そちらもおすすめです！