お菓子研究家のkinakoです。今回は、伊勢名物「赤福」の再現レシピをご紹介します。赤福は関西では有名な餅菓子で、あんころ餅のような柔らかいお餅をこし餡で包んだシンプルな作りながらも、長年愛され続け、お土産にも喜ばれる一品です。ただし、賞味期限が短いため、購入してすぐに食べないと、柔らかさが変化してしまいます。 そんな赤福を、ご自宅でも簡単に作れるように、市販の切り餅とあんこを使って作りました。オーブンも火も使わず作れるので、小さいお子さんと一緒に餅つき感覚で楽しめますよ!お正月に使って余った切り餅の消費にもおすすめです。これでいつでも食べたい時に赤福が食べられますよ!ではさっそく作っていきましょう。
赤福風あんころ餅の材料()
材料
切り餅 | 3個 | |
砂糖 | 小さじ3 | |
水 | 大さじ3 | |
こし餡 | 120g〜 | |
片栗粉 | 適量 |
赤福風あんころ餅の作り方
加熱し過ぎると餅が膨らんで硬くなってしまうので、膨らむ直前で止めましょう。お箸を刺して中まで刺されば柔らかくなった証拠です。冷めると硬くなってくるので、ラップを外したら、温かいうちに次の作業に移りましょう。
ムラなく柔らかくなって、ひと塊になったら、つきたて風餅の完成です!この方法で手軽に餅つき体験ができるので、ぜひ小さいお子さんと一緒に楽しみながらやってみてください。
いざ実食。つきたてのようなお餅の美味しさ!
切り餅を使ったとは思えない、つきたてみたいな柔らかさのお餅がサイコーです!こし餡のなめらかさも相まって、本当に赤福みたい!ひとつひとつが小さいお持ちなので、1個では物足りず、ついつい2個3個と手が伸びる、危険な和菓子です。(笑)つきたてのお餅は、材料もお道具も専用のものが必要で、なかなか食べられる機会も少ないですが、この方法で作れば、簡単にまるでつきたてのお餅のような食感が味わえますよ!
手軽に出来立ての伊勢名物「赤福」が味わえる!
切り餅もこし餡も、スーパー等で手軽に買える材料です。そして必要な調理器具も、電子レンジのみ。こんなに簡単に、あの伊勢名物「赤福」が自宅で作れるんです!今まで赤福を食べた事のない方にも、赤福を体験してもらえます。赤福でなくとも、丸く形成して簡単あんころ餅として作るのももちろん有りですよ!
和菓子好きの方への手土産としても大変喜ばれる一品です。簡単餅つき体験までできるこのレシピで、ぜひ赤福をご自宅で楽しんでみてください。
焼き菓子工房『CUIRE』にて、焼き菓子のオンラインショップを運営。また、焼き菓子ブログ『CUIRE 焼き菓子研究所』にて焼き菓子を中心としたレシピを提供。複数のWebメディアにてレシピライターとしても活動中。