お菓子研究家のkinakoです。今回は、セブンイレブンで定番人気の「ベイクドチーズケーキ」を再現してみました。セブンのチーズケーキの特徴は、ねっとりしたしっかり硬めの食感。なめらかなチーズケーキと言うより、ひと口サイズのチーズケーキバーのような食べやすさが人気の商品です。 このチーズケーキの再現のポイントは、材料はシンプルに、そして通常のチーズケーキのように湯せん焼きはせず、しっかり水分を飛ばして焼成する事。形もパウンドケーキ型を使って長方形に仕上げましょう。あの定番のチーズケーキを、ぜひご自宅で楽しんでください!
セブン風ベイクドチーズケーキの材料(18cmパウンド型1台分)
材料
クリームチーズ | 130g | |
グラニュー糖 | 40g | |
卵 | L1個 | |
バニラオイル | 適量 | |
薄力粉 | 25g | |
レモン汁 | 大さじ1 |
ボトム
ビスケット | 30g | |
無塩バター | 15g |
セブン風ベイクドチーズケーキの作り方
バターを湯せんかレンジで温めて溶かします。砕いたビスケットを小さめのボウルにあけ、溶かしバターを加えて、全体がしっとりするまで混ぜます。
バターがなじんだビスケットを型に入れます。隅々までビスケットを行き渡らせたら、平らなコップの底などを使って、圧縮します。型の角はゴムベラ等を使って、端までしっかり固めましょう。この工程を充分にやっておかないと、チーズケーキ生地を流した時に、ビスケットが浮いて生地に混ざってしまうので、しっかり固めておきましょう。
圧縮できたら型ごと冷蔵庫で冷やしておきます。
この時点で画像のようにダマの無いなめらかなクリーム状になっているのが理想です。もしダマができてしまってモロモロしている場合は、濾し器などで一度濾しましょう。
セブン風のポイントは長方形!
冷え固まった生地を型から外し、長方形になるようにカットしたら、セブン風ベイクドチーズケーキの完成です!パウンドケーキ型を使えば、こんなに簡単に長方形のチーズケーキができますよ。
いざ実食。硬め濃厚なベイクドチーズケーキ!
クリームチーズを卵で固めたシンプルな材料で、しっかり硬めの濃厚なセブン風チーズケーキができました。ビスケットもしっとりして美味しい!セブンのベイクドチーズケーキは2個入りですが、手作りすれば一気に7個もでるので、食べ放題。(笑)検証のため、セブンのベイクドチーズケーキを同時に食べてみましたが、手作りの方がチーズの香りが濃厚で、個人的には自作の方が美味しかったです。(笑)手作りなので、保存料無添加で食べられるのも嬉しいですね!
自宅で手軽にコンビニスイーツ
最近のコンビニスイーツはクオリティが高く、本当に美味しい!しかも値段もお手頃。ですが、やはり手作りのフレッシュな美味しさには勝てません。手作りチーズケーキと聞くと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、このレシピに関しては、ワンボウルで混ぜて焼くだけなので、初心者の方でも失敗なく手軽に作っていただけます。食べたいな・・・と思ったら、買うより作る!に、ぜひチャレンジしてみてください。
焼き菓子工房『CUIRE』にて、焼き菓子のオンラインショップを運営。また、焼き菓子ブログ『CUIRE 焼き菓子研究所』にて焼き菓子を中心としたレシピを提供。複数のWebメディアにてレシピライターとしても活動中。