2種の本格わらび餅のレシピ！お鍋ひとつ＆わらび餅粉があれば簡単♪

1型に仕上げ用きな粉を敷いておこう

出来上がったわらび餅を入れる型(バットやタッパー等でOK)に、仕上げ用きな粉の1/3程度を敷いておきます。こうする事で型から取りやすくなり、同時にわらび餅にきな粉がまぶせるので便利です。抹茶わらび餅も同じように、型に仕上げ用きな粉と仕上げ用の抹茶を混ぜたものを敷いておきましょう。

2わらび餅液を作ろう

ボウルにわらび餅粉とブラウンシュガーを入れ、ホイッパーで軽く混ぜます。真ん中が窪むように端に粉を寄せたら、窪みの部分に水を3～4回に分け加え、その都度よく混ぜます。端に寄せた粉を少しずつ崩すように混ぜると混ぜやすいですよ。

ダマの無いサラサラした液体になったら、わらび餅液の出来上がりです。ブラウンシュガーはその他きび糖や上白糖でも代用可能です。精製された白いお砂糖を使うと、白く透明感のあるわらび餅になります。

3わらび餅液を加熱しよう

鍋にわらび餅液を入れ、中火にかけます。火が強くあたる部分から固まってくるので、最初はゆっくりとゴムベラ等で絶えずかき混ぜながら加熱しましょう。

4わらび餅を捏ねよう

加熱しながら混ぜていくと、所々液体が固形になってきます。そのまま混ぜ続けると固形の部分が多くなって、ほとんど液体が見えなくなり、とろっとした硬さのある餅になります。この時点では白く濁った状態です。

5ツヤが出るまで加熱しよう

さらに加熱すると、今度はツヤと透明感のある餅に変化します。できたら火を止め、温かいうちに準備しておいた型に流し、表面を覆うように落としラップをして常温で冷まします。

6抹茶わらび餅液を作ろう

ボウルに抹茶用のわらび餅粉、グラニュー糖、抹茶を入れ、軽く混ぜます。プレーンの工程2と同じように、水を2～3回に分け加え、サラサラの液状になるまで混ぜます。

7抹茶わらび餅液を濾しておこう

抹茶はダマになりやすいので、できた抹茶わらび餅液を一度濾し器で濾します。濾し器に残った抹茶は無理に濾さず、残った液体だけを使います。

8抹茶わらび餅液を加熱しよう

プレーンの工程3～5と同じように、中火にかけ加熱して、最終的にツヤと透明感のある餅になったら火を止め、抹茶用の型に流し、落としラップをして常温で冷まします。

9冷めたらカットしよう

わらび餅が冷めたら、ラップを剥がして表面にきな粉をまぶします。型にまな板を乗せ、ひっくり返してわらび餅を型から外したら、もう一度きな粉をふりかけます。余分な端を切り落とし、お好みの大きさにカットしましょう。型に入れたままスプーンですくっても味のある形になって面白いですよ。

抹茶わらび餅も同じようにカットします。

10まんべんなくきな粉をまぶします

カットした断面部分や、きな粉がムラになっている部分にきな粉をひとつずつまぶしていきます。仕上げ用きな粉はお好みでお砂糖を追加してもらっても大丈夫です。抹茶わらび餅も同じく、仕上げ用きな粉と抹茶を混ぜたものをまぶします。

食べる30分ぐらい前に冷やせば出来上がりです！

今回はブラウンシュガー20gで作りました。仕上げ用きな粉にも少量のお砂糖を加えるだけの、甘さ控えめのわらび餅です。甘過ぎず、スッキリとした後味がとっても美味しい！見た目はしっかり固形でも、お口に入れた瞬間とろけます。抹茶わらび餅も、抹茶が濃厚で後に来るほろ苦さが大人の味。鼻に抜ける抹茶の香りまで美味しいわらび餅になりました。 もう少し甘味が欲しい時は、さらに黒蜜をかけて食べても美味しいですよ。甘さもトッピングも、お好みで調整して楽しんでください！