花畑牧場風・生キャラメルの作り方！お鍋1つで作れる簡単再現レシピ！

1事前に型を準備しておこう

小さめのタッパー等に、クッキングシートで型紙を敷いておきます。型紙の代わりにラップでもいいのですが、ラップのシワにクリーム状のキャラメルが入り込むと剥がれにくくなってしまうので、できればクッキングシートを敷きましょう。

タッパーの大きさは、今回10×8×高さ2cm程度のものを使用しました。大きめのタッパーで作ると、厚みが薄い板状のキャラメルになってしまうので、小さめのタッパーを使用しましょう。その他、耐熱性の四角い容器であればタッパーでなくてもOKです。

2鍋に材料を入れよう

鍋に全ての材料を入れ、火にかけます。火加減は中弱火程度です。実はこの生キャラメル、この後ひたすら煮込むだけでできちゃうんです！ただし、火にかけている間ずっと混ぜ続ける必要があるのと、仕上がりの見極めが重要なポイントになります。

3加熱開始10分の状態を見てみよう

まだまだ液状です。薄く茶色く色付いていますが、これははちみつの色で、特に色の変化もまだ無い状態です。ちなみにバニラペーストは製菓材料店かプロ用食材店で、バニラビーンズは大型スーパーのスパイスコーナーや、輸入食品スーパー等で販売されています。少し高価ですが、その他のお菓子にも使えて、バニラエッセンスよりかなり香りが濃厚なので、本格的なお菓子作りの時にはバニラビーンズがおすすめですよ。

4加熱開始15分の状態を見てみよう

加熱し始め15分あたりから、変化が出てきます。ゴムベラで鍋底を擦ると、一瞬鍋底が見えてすぐ消えます。これは“とろみ”がついてきた証拠。加熱する事で水分が飛んで、少しずつとろみがついてきます。とろみがついてくると混ぜにくくなってくるので、おたまではなく鍋の端まで行き届くゴムベラで混ぜましょう。

5加熱開始20分の状態を見てみよう

加熱し始めて20分ぐらいでかなりとろみがついて、鍋の底が沸々としてきます。ここから3分程度で一気に色が変わって硬くなり、より混ぜにくくなってくるので、焦げないように手早く混ぜましょう。

6キャラメル色のクリーム状が出来上がりの目安！

加熱した砂糖がキャラメル色になって、水分が飛んでクリーム状になったら出来上がりのサインです。硬さはマヨネーズぐらいを目指しましょう。余熱で火が通ってしまうので、ここまで来たらすぐに火を止めて、コンロから降ろしましょう。このまま加熱してしまうと鍋の端が焦げ付いてくるので、タイミングはしっかり見極めてくださいね！

7型に流して固めよう

準備しておいた型にアツアツの状態でキャラメルを流します。そのまま冷まして固めます。固まって、常温程度まで冷めたら型から外し、型紙を取ってカットします。4辺のガタついた部分を切り、綺麗な四角にしたら、キャラメル1個分の大きさにカットしましょう。

手作りの生キャラメルは市販の物とは違い、余分な物が入っていない分、素材のお味がダイレクト！そして、花畑牧場の生キャラメルの特徴でもある、とろける美味しさが完全再現されました！本格生キャラメルのポイントは、やっぱりバニラビーンズ。バニラの濃厚な香りが、プロの味の決め手になります。同じ手間をかけるなら、ぜひ材料にもこだわって、本格的な生キャラメルを目指しましょう！