フードコーディネーター・ソムリエの河村祐茉です。家庭料理やワインに合うおつまみなどを日々研究しています。今回は鶏肉のディアボラ風・フレッシュトマトソースをご紹介。 ディアボラとはイタリア語で「悪魔の」を指し、たっぷりの赤唐辛子を使うことで口の中が火がついたようになる意味があります。今回は辛さ控えめで、辛い物が苦手な方でも召し上がっていただけるレシピなのでご安心を。ではさっそく作っていきましょう!
鶏肉のディアボラ風の材料(2人分)
具材
鶏もも | 1枚 | |
塩 | 小さじ1/3 | |
黒胡椒 | 少々 | |
にんにく | 大1片 | |
赤唐辛子 | 1本 | |
ローズマリー | 1本 | |
オリーブオイル | 小さじ1 |
ソース
ミニトマト | 6個 | |
黒オリーブ | 10g | |
ケッパー | 3g | |
アンチョビ | 1尾 | |
イタリアンパセリ | 適量 |
鶏肉のディアボラ風の作り方
脂身がたくさんついている場合は仕上がりが脂っぽくなってしまうので、身からはみ出た余分な脂身を取り除きましょう。これでお掃除が完了です。鶏肉のお掃除はこのお料理だけでなく他の鶏肉料理でも必要なことなので是非覚えてくださいね。
ここでワンポイント。鶏肉の上に重しをおきましょう。こうすることで鶏肉の皮目をパリッとさせることができます。フライパンの中の油がパチパチとはねるくらいの中火で加熱していきます。この時、油はねにご注意くださいね。
皮目がこんがりきつね色になったら、裏返して鶏肉に火が通るまで弱火~中火で10分~15分焼いていきます。油がはねるのが気になるようでしたらキッチンペーパーで少し油を拭き取ってもOKです。
鶏肉に竹串をさしてみて透明な汁が出てきたら火が通っている証拠です。取り出してまな板の上で少し休ませましょう。
カットしたミニトマト、黒オリーブ、ケッパー、アンチョビ、イタリアンパセリを入れて火にかけます。弱火~中火でミニトマトの皮が?がれてくるくらいまで火を通しましょう。
アンチョビの塩気のおかげで調味料は不要。美味しいフレッシュトマトソースの完成です。
いざ実食。皮目パリッと中はジューシー
早速温かいうちに食べてみましょう。赤唐辛子のほのかな辛み、にんにく、ローズマリーの香りで1枚の鶏肉もペロッといけちゃいます。辛い物がお好きな方はさらにカイエンペッパーをふってもいいですね。そしてフレッシュトマトソースと一緒に食べるとさらに美味しい!ワインが飲みたくなっちゃいます。白ワインはもちろん、軽めの赤ワインもトマトソースと合いそうです。
ホームパーティー料理にもおすすめ
簡単に作れるのにローズマリーのおかげでおしゃれな感じ。ホームパーティーでも活躍紫蘇うです。悪魔風という名前の由来でも盛り上がりそうですね。また、フレッシュトマトソースは豚肉やお魚、パスタのソース、バゲットの上に。アレンジが色々出来ますので是非作ってみてください。
フードコーディネーター・ソムリエとして活動。料理学校の勤務時代には企業へのレシピ提案、フードスタイリング等に従事。ワインが好きで料理とワインのペアリングを日々研究中。