洋食歴20年の料理人hiroです。今回はシンプルなパスタレシピです。濃厚なソースにショートパスタのペンネは最適。材料少なめでシンプルでありながらもリッチなソースに、ペンネがキレイに絡んでくれますよ。それでは早速作っていきましょう。
生ハムのトマトクリームソース・ペンネの材料(2人分)
具材
ペンネディチェッコ | 200g | |
玉ねぎ | 1/2個分 | |
ニンニク | 2かけ | |
生ハム切り落とし | 40g | |
イタリアンパセリ | 適量 |
調味料
サラダ油 | 大さじ1 | |
トマトホール缶ダイスカット | 1缶 | |
塩 | 適量 | |
黒胡椒 | 少々 | |
生クリーム | 大さじ2 | |
パルメザンチーズ | 5g | |
オリーブオイル | 大さじ1 |
生ハムのトマトクリームソース・ペンネの作り方
イタリアンパセリを刻もう
まな板は乾いた状態で、イタリアンパセリを茎と葉に分けます。粗くみじん切りにするんですが、包丁のエッジをうまく使って、まとめてザクザクと切っていきます。決して押し潰さないように。器に少量の水で湿らせたキッチンペーパーを敷いておくと、長持ちします。茎は味噌汁などスープに入れると美味しいですよ。
細かくみじん切りにしたニンニクです。ニンニクは、丸のまま潰す、スライスする、みじん切りにする、すりおろす等と風味をどうつけたいかによって刻み方が変わります。今回はソースにしっかり目に風味づけしたいのでみじん切りにしました。
ソースを煮ている間にペンネを湯がこう
鍋に2ℓのお湯を用意します。パスタに適している塩は1%です。1%、つまりは20gの塩を加えると良いでしょう。麺にコシを与えてくれます。
お湯が沸騰したら、ペンネを加えます。標準ボイル時間の1分前にタイマーをセットします。時折、菜箸を使って混ぜるようにしましょう。麺のくっつき防止です。
ペンネを湯掻いている間にソースをチェック
ソースを煮て7分が経ちました。だいぶ煮詰まっています。一度味見してみて下さい。トマトホールによっては酸が際立つ時があります。そこで、分量外の上白糖(グラニュー糖でも可)を加えると、味が丸くなり食べやすくなります。
しっかりとソースを混ぜ合わせます。赤から段々と…
オレンジ色に変わります。生ハム入りトマトクリームソースです。
9タイマーが鳴ったら一度ペンネを噛んでみよう
ペンネ用のタイマーが鳴ったら、一度噛んで確かめましょう。少し芯が残っているくらいが丁度良いです。OKでしたら、穴ジャクシなどを使って、ペンネをソースの中へ。
中火にかけながら、サッと和えていきます。
和えたら、パルメザンチーズを。この火にかけながらチーズを絡めていく作業を「チーズモンテ」といって、緩かったソースに濃度がつき、次第に麺がソースが絡まっていきます。
最後に火を止めてオリーブオイルを
麺がソースに絡まったら、一度味見をしましょう。足りなければ塩を少し足すだけでOK。火を止めて、エキストラバージンオリーブオイルを回しかけ…
サッと和えてお皿に盛り付けましょう。火を止めるのは風味を飛ばさないためです。仕上げにパルメザンチーズとイタリアンパセリをあしらって完成です。
ペンネは濃いソースとよく絡みます
歯応え(アルデンテ)を残したペンネ。今回のソースは濃厚ですが、こういったソースにとても相性が良いです。トマトクリームにすることでリッチさも増します。冷めても美味しく、お弁当のおかずにも良いです。また、マカロニサラダにしても美味しいペンネは奥深さもあります。ショートパスタをその場、その時に合わせて使用するのも料理の楽しみとも言えます。今回のパスタレシピ、是非ともレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。