ハーブ料理研究家の桑村です。今回は、爽やかなミントのペーストに、塩気の強いアンチョビ。カリカリに焼いたベーコンを合わせた「アンチョビパスタ」をご紹介したいと思います。味の決め手は、爽やかな香りをもつミントを使ったペースト。柔らかいスッとした香りを楽しみたいなら、若葉を使ってあげるのがおすすめです。ワインを飲む時に、ぜひ作って欲しい一品です。
爽やかミントのアンチョビパスタの材料(2人分)
パスタ
コンキリエ | 200g | |
塩 | 小さじ1 | |
水 | 2ℓ |
具材
アボカド | 1個 |
具材
ベーコン | 30g | |
オリーブオイル | 大さじ1 |
ペースト
ミント類 お好みのもの | 10g | |
アンチョビフィレ | 4枚 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
ローストナッツ お好みのもの | 40g | |
にんにく | 1かけ |
ペースト
レモン汁 | 大さじ1 |
お好み
粉チーズ | 適量 |
お好み
レモン汁 | 適量 | |
ブラックペッパー | 適量 | |
ミント 飾り用 | 適量 |
爽やかミントのアンチョビパスタの作り方
このペーストは多めに作って、数日冷蔵庫で保存しておくことも可能です。その際は、煮沸した瓶に入れ、上からオリーブオイルを注いで保存してください。
焼きあがったら、ボウルに移しておきます。
味の決め手は、やっぱりミントペースト
このレシピの味の決め手は「ミントペースト」にあります。そして、使うハーブの鮮度やミントの種類によって味に変化をもたらせるところが面白いソースでもあります。
例えば、ペパーミントを使えば鼻に抜けるようなスッとしたメントールの強い香りのソース。スペアミントを使うと、アンチョビの風味を邪魔しないバランスの良いソースに。そして、アップルミントを使うなら少しフルーティーなミントペーストを作ることが可能です。
写真の様に、イタリアンパセリやディルなど違うハーブを合わせて上げると、また違った味わいを楽しむことも可能です。レシピを参考に、色々なハーブを使ってオリジナルのソースを見つけてみるのも面白いですね。
ワインとよく合う「爽やかミントのアンチョビパスタ」
アンチョビとベーコンの旨味と、香ばしいナッツとにんにく。濃厚なアボカドとさっぱりとしたミントペーストがよく合うパスタです。お好みでレモンをかけて食べるとより爽やかな仕上がりに。ドライトマトなどを入れてあげると、彩りもよくなりますよ。 ワインと合わせるときは、ぜひ粉チーズをたっぷりかけて食べてみて下さいね。
パスタだけじゃない!色々な使い方が楽しめるミントペースト
ワインを飲む時に作って欲しい「爽やかミントのアンチョビパスタ」今回使ったミントペースとは、パスタ以外にも色々使える優れものだったりします。例えば、マヨネーズと合わせて蒸し野菜や唐揚げに添える。バゲットにミントペーストを塗り、チーズを載せてこんがり焼くのもおすすめです。ピザソースやドレッシング、お肉や魚のソースとしても使えて、正に万能ペーストですね。アイデア次第で色々な使い方が楽しめるので、ぜひ自分なりの使い方を楽しんでみて下さい。
ハーブ料理研究家、ハーブ講師。私たちの健康や食文化に欠かせない植物「ハーブ」の魅力を発信中。ハーブ料理教室「手作り香房なごみ」を主催し、ハーブ活用術講座など多数開催。