香草を使って見た目も味もアップ！鶏肉の香草パン粉焼き

1にんにくや野菜など切って準備しておく

にんにくはみじん切りにしておきます。他の付け合わせの野菜は、全て角切りにしてバットなどに並べ、塩を全体にまぶしておきましょう。この時、玉ねぎは別のお皿に入れるなどして分けておきます。

野菜の臭み消し効果と下味をしっかりつけるため、野菜は塩をまぶしておくことがポイントポイントです。

2フレッシュハーブを枝から外します

ハーブの枝は使わないので、パセリとローズマリー、タイムの葉を枝から外します。残った枝は、スープなどを作る時に臭みを取るのに使用できますので、再利用してください。

パン粉に使うハーブは、バジルやタイム、オレガノなど、スーパーで手に入るフレッシュハーブなら何でも作ることができます。パセリはどのスーパーでも手に入りやすいので、パセリだけで作って頂いても大丈夫です。色々なフレッシュハーブを組み合わせて、自分好みの味を見つけるのも面白いですよ。

3香草パン粉を作っておきます

枝から外したハーブとパン粉の材料を、すべてミキサーにかけます。ミキサーがない場合は、ハーブとにんにくを包丁でみじん切りにし、パン粉は細かい物を準備しましょう。ボウルに全ての材料を入れ混ぜたら完成です。

手軽に作るためにミキサーを使いましたが、ハーブは包丁で細かくした方が香りは良くなります。お好みの方法でチャレンジしてみて下さい。

4鶏ももを下処理します

鶏ももの筋や余分な油を取り除きます。スジなどは取り除けば取り除くほど口当たりが良くなります。面倒でしたら臭みの原因となる血管や目立つスジだけしっかり取り除いて下さい。

取り除いたら、塩を全体にふりかけ３分おきます。キッチンペーパーで水気をふき取り、1枚が大きい様でしたら半分に切って下さい。

5付け合わせを作ります

フライパンにオリーブオイルをひき、みじん切りにしたにんにくを弱火で炒めて下さい。香りがでてきたら玉ねぎを炒め、透き通ってきたら他の野菜を加えさらによく炒めます。

野菜が柔らかくなったらトマトペーストを加え、軽く炒め、塩こしょうで味を整えて下さい。

出来上がったら、バットなどに入れ冷まして味をなじませておきます。

6鶏ももを焼いていきます

フライパンに多めのオリーブオイルをひき、鶏ももの皮目を下にして中火でじっくり焼いていきましょう。焼き色がついたら裏返して表面がしろっぽくなるまで焼いたらバットの上に置き、余熱で火を通します。

オーブンで焼いていきますので、完全に火が通っていなくても大丈夫です。

7鶏ももにマスタードを塗ります

粗熱が取れた鶏ももの皮目の方に、粒マスタードを塗っていきましょう。粒マスタードは、香草パン粉をつける接着剤の役割もあります。粒マスタードの風味が、よりお店の味に近づけるポイントです。

粒マスタードを塗ったらその上に、香草パン粉を押し付けるように載せていきます。

8オーブンで鶏ももを焼いていきます

オーブンを200度に温め、約15分焼いていきます。パン粉に焼き色が付かないようでしたら時間を延長してください。焼き過ぎると肉が固くなるので注意しましょう。

付け合わせを軽くレンジなどで温めて、お皿の中央におきます。その上に焼いた鶏ももを乗せ、最後にオリーブオイルをまわしかけます。

付け合わせを横に添えるだけでもかまいません。お好みで盛り付けてみて下さい。

緑色の香草パン粉が見た目もきれいな一品です。お肉も柔らかく、口の中でハーブの香りが広がる贅沢な味わいに仕上がっています。 鶏ももの旨味と濃いめの香草の味が合わさり、濃厚な味付けの香草パン粉焼き。くどくなりがちな味付けも、付け合わせのさっぱりとしたトマト風味の野菜が飽きさせません。

鶏ももを焼いた後の、肉の旨味が凝縮された多めのオリーブオイル。このオリーブオイルに、にんにくと唐辛子、ローズマリーを使ってペペロンチーノを作ってみました。

ローズマリーの香りと鶏ももの旨味が美味しいペペロンチーノです。仕上げにブラックペッパーや粉チーズをかけても美味しく頂けます。鶏ももの香草焼きとも合う一品です。