このページでは、野菜のバジルを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
バジルのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはバジルの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 21 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.0 | g | |
└糖質 | 0.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.0 | g | 低い |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「バジル 葉 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、バジルがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
バジルはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
バジルとは?どんな食材?
バジルは、野菜の一種であり、香り高いハーブとして知られています。その特徴的な香りと味わいから、多くの料理に使用されています。バジルは、葉が細長く、緑色をしており、触るとしっとりとした質感があります。
バジルの特徴
バジルは、夏に最も美味しくなる野菜の一つです。暖かい気候が好みであり、日当たりの良い場所で育てることが理想的です。また、バジルは水を好むため、十分な水やりが必要です。
バジルの使い方
バジルは、多くの料理で使用されます。特にイタリア料理では欠かせない食材です。パスタソースやピザ、サラダなどに加えることで、爽やかな香りと風味を引き立てます。また、バジルはドレッシングやソースの材料としても使われることがあります。
以上のように、バジルは香り高いハーブであり、多くの料理に使用される野菜です。暖かい気候と水を好み、夏に最も美味しくなります。イタリア料理をはじめとする様々な料理に活用され、爽やかな香りと風味を提供します。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はバジルがダイエットにどう役立つか説明します!
バジルはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
バジルの栄養データ
バジルは、可食部100gあたりの栄養データは以下の通りです。
1. カロリーがかなり低い
バジルは、可食部100gあたりのカロリーが21kcalと、かなり低いです。このため、ダイエット中やカロリー摂取を制限したい方にとって、バジルは健康的な食材と言えます。
2. 食物繊維が多い
バジルには、可食部100gあたりの食物繊維が4g含まれています。食物繊維は、便通の改善や血糖値の上昇を緩やかにするなど、消化器系の健康に役立つ効果があります。バジルを摂取することで、食物繊維の摂取量を増やすことができます。
3. 脂質と塩分が低い
バジルは、可食部100gあたりの脂質が0.6g、塩分が0gと、どちらも低いです。脂質や塩分の摂り過ぎは、生活習慣病のリスクを高める要因となりますが、バジルはその心配がありません。バジルを使った料理を摂ることで、健康的な食事を実現することができます。
以上のように、バジルはカロリーが低く、食物繊維が多く、脂質と塩分が低いという特徴があります。これらの栄養データから、バジルは健康的な食事に役立つ食材であると言えます。
おすすめ:バジルのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
バジルに含まれる無機質の栄養を解説!
バジルの栄養データ
バジルの可食部100gあたりの無機質栄養データは以下の通りです。
カリウムが多い
バジルにはカリウムが多く含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整するために重要な役割を果たし、心臓や筋肉の正常な機能を維持するのに役立ちます。
カルシウムが多い
バジルにはカルシウムも多く含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、骨の健康を保つために重要な役割を果たします。
マグネシウムが多い
バジルにはマグネシウムも多く含まれています。マグネシウムは体内の酵素反応やエネルギー代謝に関与し、筋肉の収縮や神経の伝達にも重要な役割を果たします。
以上のように、バジルはカリウム、カルシウム、マグネシウムの3つの栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素は健康な体を維持する上で重要な役割を果たします。
バジルに含まれるビタミンを解説!
バジルのビタミン含有量の特徴
バジルに含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。
1. ビタミンA
バジルにはレチノールやα-カロテンは含まれていませんが、β-カロテンの含有量が6300 μgと非常に多いです。また、β-カロテン当量も同様に6300 μg含まれています。これにより、バジルはβ-カロテンの豊富な供給源となっています。β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、視力の維持や免疫力の向上に役立ちます。
2. ビタミンE
バジルにはα-トコフェロールが3.5 mg含まれており、ビタミンEの豊富な供給源となっています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。また、免疫力の向上や心血管疾患の予防にも役立ちます。
3. ビタミンK
バジルにはビタミンKが440 μg含まれています。ビタミンKは血液の凝固を助ける役割を果たし、骨の健康維持にも重要です。バジルのビタミンKの含有量は多いため、骨の健康維持に役立つ食品と言えます。
以上の特徴から、バジルはβ-カロテン、ビタミンE、ビタミンKの豊富な供給源となっており、視力の維持や免疫力の向上、細胞の老化防止、骨の健康維持に役立つことがわかります。
なお、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビオチンはバジルには含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はバジルの使用例としてレシピをご紹介します。
バジルを使ったレシピ20選!
#1 さけるチーズで!豚肉のバジルチーズ巻き
豚薄切り肉、さけるチーズ、バジル、トマト、小麦粉、胡椒、ぽん酢しょうゆ、みりん、オリーブオイル、等
豚肉のバジルチーズ巻きのレシピ。豚薄切り肉に塩と胡椒をふり、バジルとさけるチーズを巻いて焼きます。…
レシピを見る#2 鶏むね肉とアボカドのバジル炒め
鶏むね肉、ブロッコリー、エリンギ、オリーブオイル、片栗粉、塩コショウ、しょうゆ、刻みバジル
鶏むね肉とアボカドを使った、主菜にぴったりな炒め物のレシピ。パサつきやすい鶏むね肉も、片栗粉を付ける一手間でふっくらしっとり食感に。…
レシピを見る#3 そうめんがおしゃれに変身!トマトとバジルでイタリアンそうめん
トマト、ほたて水煮缶、ほたて水煮缶、オリーブオイル、レモン汁、こしょう、バジルの葉、そうめん
トマトとバジルを使った、イタリアン風のそうめんのレシピ。トマトはうま味成分がたっぷり入っているので、カットしてソースに加えます。…
レシピを見る#4 エスニック感あふれる!エビとバジルのガパオ風キーマカレー
むきエビ、鶏ひき肉、玉ねぎ、なす、バジル、にんにく、生姜、ごはん、オリーブオイル、等
エビとバジルを使った、ガパオ風キーマカレーのレシピ。野菜をカットしてフライパンで玉ねぎを炒め、エビ、鶏ひき肉、なす、にんにく、生姜を加えて炒めます。…
レシピを見る#5 バジル風味のナスのマリネ
ナス、にんにく、レモン汁、バルサミコ酢、EXオリーブオイル、ドライパセリ、ドライバジル、サラダ油、フレッシュバジル、等
ナスとドライバジルを使った、副菜になるマリネのレシピ。香りの良いバルサミコ酢で作ったマリネです。…
レシピを見る#6 ミキサーなし!レンジで簡単「バジルとピスタチオのジェノベーゼパスタ」
スパゲッティ、バジルの葉、ピスタチオ、にんにく、細切りベーコン、バター、オリーブオイル、コンソメ、牛乳、等
バジルとピスタチオのジェノベーゼパスタのレシピ。材料を混ぜ合わせるだけで手軽に作れるジェノベーゼソースは、ミキサー不要で包丁で刻むだけ。…
レシピを見る#7 バジルポテト
じゃがいも(中)、オリーブ油、バジルペースト(市販)、バジルの葉(あれば)
じゃがいもをあらかじめレンジ加熱しておけば調理時間が格段に短くなります。じゃがいもは少し多めのオリーブオイルで揚げ焼きすることで、カリッとエッジの効いた食感に。…
レシピを見る#8 ほたて貝柱のホイル焼き~フレッシュバジル風味~
ほたて貝柱(生食用)、ベーコン、バジルの葉、レモン輪切り、白ワイン、黒こしょう、粉チーズ
ほたて貝柱をオーブンで蒸し焼きにした、おつまみのレシピ。ベーコンから出た脂で、淡白な味になりがちなほたて貝柱の食べ応えを高めます。…
レシピを見る#9 チキンバジルピカタ
鶏ささ身、バジルの葉、こしょう、小麦粉、粉チーズ、サラダ油
ささみを使用した高タンパク低資質なボリューム満点のおかずです。バジルとチーズの香りがふわっと広がり、おつまみにも最適です。…
レシピを見る#10 鮭のバジルマヨ焼き
じゃがいも、ブロッコリー、ミニトマト、こしょう、キユーピーItalianteバジルソース、キユーピーハーフ
バジルソースを活用したお魚レシピ。レンジとオーブントースターで作る簡単レシピ。…
レシピを見る#11 モッツァレラチーズとトマトのバジルマヨネーズサラダ
モッツァレラチーズ、トマト、キユーピーItalianteバジルソース、キユーピーマヨネーズ
市販ソースで作る、モッツァレラチーズとトマトのバジルマヨネーズサラダのレシピ。ブロック状にカットしたチーズとトマトにソースをかけるだけで完成。…
レシピを見る#12 小えびとセロリのバジルサラダサンド
食パン、セロリ、黄パプリカ、サニーレタス、バジル(粉)、えび(大)、キユーピーハーフ
見た目もおしゃれなカフェ風サンドイッチのレシピ。パプリカの甘み、セロリやバジルの風味、えびのうま味をマヨネーズがやさしくまとめて満足感あり栄養豊富な軽食に。…
レシピを見る#13 ロメインレタスのバジルマヨアボカドディップ
ロメインレタス、アボカド、キユーピーハーフ、キユーピーItalianteバジルソース
バジルが香ばしいロメインレタスのディップのレシピ。フレッシュな食感に、アボカドの甘みのあるソースがよく合います。…
レシピを見る#14 バジル香る牛肉のトマトスープ煮のレシピ
ニンジン、ジャガイモ、ブロッコリー、牛モモ肉(ブロック)、胡椒(黒)、オリーブオイル、ニンニク、タマネギ、トマト缶、等
相性抜群の黄金コンビ、バジルとトマトを使った牛肉のトマトスープ煮。牛肉は予めフォークで穴を開けておくと、味しみと火の通りが良くなります。…
レシピを見る#15 じゃがいもとゆで卵のバジルサラダ
じゃがいも(メイクイーン・小)、さやいんげん、トマト、バジル(フレッシュ)、オリーブオイル、ワインビネガー(白)、しょうゆ、こしょう
じゃがいもを使った、簡単なサラダのレシピ。皮を剥いたじゃがいもを塩茹でする際、食感を残すために少し硬めに茹でること。…
レシピを見る#16 オリーブバジルから揚げ
鶏もも肉、片栗粉、レタス、ミニトマト、オリーブオイル、バジルペースト、にんにく(チューブ)、しょうが(チューブ)
バジルペーストを使用したおつまみにもなる唐揚げのレシピ。定番の唐揚げながら、下味にバジルペーストと白だしを使うことでバジル風味の唐揚げに。…
レシピを見る#17 水なすとバジルのサラダトースト
食パン(全粒粉)、水なす、バジル、キユーピーハーフ
生の水なすとバジルをトーストにはさんでいただくレシピ。水なすはスライスして準備をします。…
レシピを見る#18 マヨバジルトースト
食パン、キユーピーItalianteバジルソース、キユーピーハーフ
マヨネーズとバジルを使ったトーストのレシピ。バジルのさわやかな風味とマヨネーズのコクが相性バツグンです。…
レシピを見る#19 鶏むね肉のバジルマヨ焼き 焼きエリンギとミニトマト添え
鶏むね肉、エリンギ、ミニトマト、こしょう、サラダ油、キユーピーマヨネーズ、キユーピーItalianteバジルソース
鶏むね肉を使った作り置きレシピ。そぎ切りにした鶏肉にマヨネーズとバジルソースを揉みこみ、冷凍するだけの簡単レシピ。…
レシピを見る#20 野菜たっぷり夏野菜とチキンのトマトバジル煮のレシピ
鶏モモ肉、オリーブオイル、ニンニク、ズッキーニ、ナス、パプリカ(黄)、タマネギ、胡椒(黒)、トマト缶、等
ハーブが香るチキントマト煮のレシピ。酸味の効いたトマトスープとしっとりジューシーな鶏もも肉が、疲れた身体に染み渡る一品です。…
レシピを見る最後に、バジルの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「バジル」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 21 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.0 | g | |
└糖質 | 0.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.0 | g | 低い |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
「バジル」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 20 | % | 特になし |
水分 | 91.5 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.5 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「バジル」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 420 | mg | 多い |
カルシウム | 240 | mg | 多い |
マグネシウム | 69 | mg | 多い |
リン | 41 | mg | 普通 |
鉄 | 1.5 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.20 | mg | 多い |
マンガン | 1.91 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 6300 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 6300 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 520 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.5 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.4 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 440 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.19 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.29 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 16 | mg | 多い |
別名: バジリコ、スイートバジル/廃棄部位: 茎及び穂/硝酸イオン: 0.4 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。