このページでは、嗜好品のピュアココアを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ピュアココアのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはピュアココアの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 386 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 42.4 | g | |
└糖質 | 23.5 | g | 普通 |
└食物繊維 | 23.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 18.5 | g | 多い |
脂質 | 21.6 | g | 多い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、嗜好品分類に所属する正式名称「<コーヒー・ココア類> ココア ピュアココア」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ピュアココアがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ピュアココアはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
ピュアココアとは?どんな食材?
ピュアココアとは、嗜好品の一つであり、コーヒーやココアの一種です。その名の通り、純粋なココアの粉末であり、他の成分や添加物は含まれていません。ピュアココアは、ココア豆を乾燥させ、粉末にしたものであり、様々な料理や飲み物に使用することができます。
ピュアココアの特徴
ピュアココアは、その特有の香りと風味が特徴です。ココア豆の本来の味わいが感じられるため、他のココア製品とは異なる深い味わいを楽しむことができます。また、ピュアココアはカフェインが含まれていないため、カフェインを摂りたくない方にも適しています。
ピュアココアの使い方
ピュアココアは、飲み物や料理に幅広く使用することができます。例えば、温かいミルクに加えてココアを溶かし、ホットチョコレートとして楽しむことができます。また、ケーキやクッキーの材料としても使用することができ、ココアの風味が菓子類に豊かな味わいを与えます。さらに、スムージーやアイスクリームにもピュアココアを加えることで、コクのある味わいを楽しむことができます。
ピュアココアは、その純粋な味わいと多様な使い方から、多くの人々に愛されています。飲み物や料理にアクセントを加えたい方や、ココアの風味を楽しみたい方にとって、ピュアココアは必須の食材と言えるでしょう。是非、様々なレシピや飲み方を試してみて、ピュアココアの魅力を堪能してください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はピュアココアがダイエットにどう役立つか説明します!
ピュアココアはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
ピュアココアの栄養データから分かる3つの健康効果
1. 食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果
ピュアココアは可食部100gあたりに23.9gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は腸内で水分を吸収し、便のかさを増やすことで便通を促進します。また、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果もあります。食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする働きもあり、糖質の摂取量を調整する上でも役立ちます。
2. タンパク質の摂取源としての役割
ピュアココアには可食部100gあたりに18.5gのタンパク質が含まれています。タンパク質は体の細胞や組織の構成要素となり、筋肉や骨の形成にも重要な役割を果たします。また、タンパク質は食事の満足感を高め、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。ピュアココアを飲むことで、タンパク質の摂取量を増やし、バランスの取れた食事を実現することができます。
3. 塩分が無く、健康な食生活をサポート
ピュアココアには可食部100gあたりに塩分が含まれていません。塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを高めることが知られています。塩分を控えた食生活は健康維持に重要であり、ピュアココアは塩分の摂取を気にすることなく楽しむことができます。塩分制限が必要な方や健康を意識している方にとって、ピュアココアは良い選択肢と言えるでしょう。
以上のように、ピュアココアは食物繊維やタンパク質の摂取源として役立ち、塩分を気にせずに健康な食生活をサポートすることができます。ただし、カロリーや糖質の量には注意が必要です。バランスの取れた食事と適度な運動と併せて、ピュアココアを楽しむことで健康的な生活を送ることができるでしょう。
おすすめ:ピュアココアのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ピュアココアに含まれる無機質の栄養を解説!
ピュアココアの特徴
ピュアココアは嗜好品でありながら、豊富な栄養素を含んでいます。以下にピュアココアの特徴を3つご紹介します。
1. カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが多い
ピュアココアはカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが多く含まれています。特にカリウムは2800mgと多く、体内の水分バランスを調整するのに重要な役割を果たします。また、カルシウムやマグネシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、ピュアココアを摂取することでこれらのミネラルを効率的に摂取することができます。
2. 鉄や亜鉛、銅などのミネラルも豊富
ピュアココアには鉄、亜鉛、銅などのミネラルも豊富に含まれています。特に鉄は14.0mgと多く、酸素運搬や免疫機能の維持に重要な役割を果たします。亜鉛や銅も免疫機能や酵素の働きに関与し、体の健康をサポートします。ピュアココアを摂取することでこれらのミネラルを効果的に摂取することができます。
3. マンガンやヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは含まれていない
ピュアココアにはマンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどのミネラルは含まれていません。これらのミネラルは他の食品から摂取する必要があります。そのため、ピュアココアを摂取する際にはバランスの取れた食事を心掛ける必要があります。
以上のように、ピュアココアはカリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが多く含まれていることや、鉄や亜鉛、銅などのミネラルも豊富であることが特徴です。ただし、マンガンやヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは含まれていないため、他の食品から摂取する必要があります。バランスの取れた食事を心掛けながら、ピュアココアを楽しむことが大切です。
ピュアココアに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンA
ピュアココアに含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンは含まれておらず、β-カロテン当量が30μgと多く含まれています。また、レチノール活性当量は3μgで、普通の量です。
2. ビタミンE
ピュアココアには、α-トコフェロールが0.3mgで普通の量含まれています。一方、β-トコフェロールは含まれておらず、γ-トコフェロールとδ-トコフェロールは多く含まれています。これらのトコフェロールは、抗酸化作用を持ち、健康維持に役立ちます。
3. その他のビタミン
ピュアココアには、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸が多く含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たします。ただし、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていませんので、他の食品から摂取する必要があります。
最後に、ピュアココアの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ピュアココア」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 386 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 42.4 | g | |
└糖質 | 23.5 | g | 普通 |
└食物繊維 | 23.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 18.5 | g | 多い |
脂質 | 21.6 | g | 多い |
「ピュアココア」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 4.0 | g | 低い |
有機酸 | 0.7 | g | 多い |
灰分 | 7.5 | g | 多い |
コレステロール | 1 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ピュアココア」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 16 | mg | 普通 |
カリウム | 2800 | mg | 多い |
カルシウム | 140 | mg | 多い |
マグネシウム | 440 | mg | 多い |
リン | 660 | mg | 多い |
鉄 | 14.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 7.0 | mg | 多い |
銅 | 3.80 | mg | 多い |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 30 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 3 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.3 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 4.3 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
ビタミンK | 2 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.16 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.22 | mg | 多い |
ナイアシン | 2.3 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.85 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名: 純ココア/粉末製品/(100 g:222mL、100 mL:45g)/テオブロミン: 1.7 g、カフェイン: 0.2 g、ポリフェノール: 4.1 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ピュアココアと同じ嗜好品のコーヒー・ココアジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
コーヒー | 4 | 0.8 | 0.2 | Tr | - |
インスタントコーヒー | 287 | 65.3 | 14.7 | 0.3 | - |
コーヒー飲料(加糖・乳入) | 38 | 8.3 | 0.7 | 0.3 | - |
ピュアココア | 386 | 23.5 | 18.5 | 21.6 | 23.9 |
ミルクココア | 400 | 75.1 | 7.4 | 6.8 | 5.5 |
缶コーヒー(無糖) | 3 | 0.5 | 0.1 | Tr | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。