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凍みこんにゃく(乾)のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、芋の凍みこんにゃく(乾)を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

凍みこんにゃく(乾)のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは凍みこんにゃく(乾)の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー192Kcal平均的
炭水化物77.1g
└糖質5.8g低い
└食物繊維71.3g多い
たんぱく質3.3g低い
脂質1.4g低い
食塩相当量0.1mg普通

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、芋分類に所属する正式名称「<いも類> こんにゃく 凍みこんにゃく 乾」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、凍みこんにゃく(乾)がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

凍みこんにゃく(乾)はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

引用元:NHKきょうの料理

凍みこんにゃく(乾)とは?どんな食材?


凍みこんにゃく(乾)は、こんにゃくを凍らせて乾燥させた食材です。こんにゃくは山芋のデンプンを主成分とし、食物繊維も豊富に含まれています。凍みこんにゃく(乾)は、こんにゃくの食感を変化させ、より食べ応えのある食材に仕上げたものです。

食材としての特徴


凍みこんにゃく(乾)は、凍結と乾燥によって水分をほとんど含まない状態になっています。そのため、保存が容易で長期間の保存も可能です。また、凍みこんにゃく(乾)は、こんにゃく本来の食物繊維やデンプンを豊富に含んでおり、低カロリーかつ食物の消化を助ける効果も期待できます。

使い方と料理例


凍みこんにゃく(乾)は、水に戻すことで元のこんにゃくの食感を取り戻すことができます。主に煮物や炒め物、鍋料理などに使用され、こんにゃくの食感を生かした料理が楽しめます。また、スープやサラダにも加えることができ、食物繊維を摂取するのにも適しています。凍みこんにゃく(乾)は、幅広い料理に活用できる食材と言えます。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次は凍みこんにゃく(乾)がダイエットにどう役立つか説明します!

凍みこんにゃく(乾)はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

引用元:NHKきょうの料理

1. 低カロリーでダイエットに適している


凍みこんにゃく(乾)は、可食部100gあたり192kcalと、比較的低カロリーです。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方やカロリー制限を心掛けている方にとって、健康的な食事に役立つ食材と言えます。食事の中でカロリーを抑えることは、体重管理や健康維持にとって重要な要素です。

2. 糖質が低く食物繊維が多いため、血糖値の上昇を抑える


凍みこんにゃく(乾)には、糖質が5.8gしか含まれておらず、食物繊維が71.3gも含まれています。この特徴により、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。糖質の摂取量が少なく、食物繊維の摂取量が多い食事は、糖尿病の予防や血糖値のコントロールに役立ちます。

3. 低脂質でヘルシーな食材


凍みこんにゃく(乾)には、脂質が1.4gしか含まれていません。脂質の摂取量が少ない食事は、心血管疾患の予防や肥満のリスクを低減する効果があります。そのため、健康的な食事を心掛ける方にとって、低脂質な凍みこんにゃく(乾)は優れた選択肢となります。

以上のように、凍みこんにゃく(乾)は低カロリーでダイエットに適しているだけでなく、糖質が低く食物繊維が多いため血糖値の上昇を抑える効果があり、さらに低脂質なのでヘルシーな食材として活用することができます。健康的な食事を目指す方にとって、凍みこんにゃく(乾)は重要な役割を果たすことができるでしょう。

おすすめ凍みこんにゃく(乾)のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

凍みこんにゃく(乾)に含まれる無機質の栄養を解説!

引用元:ぐるなびシェフごはん

1. 栄養素のバランスが良い


凍みこんにゃく(乾)は、ナトリウムを除いた無機質栄養素が豊富に含まれています。特にカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガンなどの栄養素が多く含まれています。これらの栄養素は、体に必要な機能の維持や健康維持に役立ちます。また、凍みこんにゃく(乾)は低カロリーであり、ダイエットや健康管理にも適しています。

2. ナトリウムを控えた食材


凍みこんにゃく(乾)は、ナトリウムの含有量が比較的少ない食材です。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスク因子となることがありますが、凍みこんにゃく(乾)はその点で安心して摂取できる食材と言えます。

3. ミネラル豊富な食材


凍みこんにゃく(乾)には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガンなどのミネラルが豊富に含まれています。これらのミネラルは、骨や歯の健康維持に重要な役割を果たすだけでなく、体内の代謝や神経伝達にも関与しています。凍みこんにゃく(乾)を摂取することで、これらのミネラルを効果的に補給することができます。

以上のように、凍みこんにゃく(乾)は栄養素のバランスが良く、ナトリウムを控えた食材であり、ミネラルが豊富に含まれている特徴があります。健康的な食生活を送りたい方におすすめの食材です。

凍みこんにゃく(乾)に含まれるビタミンを解説!

引用元:NHKきょうの料理

1. ビタミンEの特徴


凍みこんにゃく(乾)に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみが0.4 mg含まれています。他のβ-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれておらず、ビタミンEの種類が限られています。

2. ナイアシンの特徴


凍みこんにゃく(乾)に含まれるナイアシンは、0.3 mg含まれています。ナイアシンはビタミンB群の一種であり、エネルギー代謝に関与しています。凍みこんにゃく(乾)には普通量のナイアシンが含まれています。

3. ビタミンB6の特徴


凍みこんにゃく(乾)に含まれるビタミンB6は、0.48 mg含まれています。ビタミンB6は体内のたんぱく質、脂質、糖質の代謝に関与し、神経系の正常な機能を維持するために必要です。凍みこんにゃく(乾)には多い量のビタミンB6が含まれています。

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ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は凍みこんにゃく(乾)の使用例としてレシピをご紹介します。

凍みこんにゃく(乾)を使ったレシピ4選!

#1 鶏だんご・梅花にんじん・凍みこんにゃく風の煮しめ

鶏ひき肉しょうが汁ねぎこしょうにんじんこんにゃくかたくり粉冷凍した鶏だんご冷凍したにんじん、等

1060 kcal調理時間45分*20分(冷凍調理)+25分(解凍調理)。冷凍する時間は除く。

このレシピは、鶏ひき肉を使った鶏だんご、梅花にんじん、凍みこんにゃくを使った煮しめ料理です。材料を下処理して凍らせ、煮汁で煮込むだけで簡単に作れます。…

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#2 凍みこんにゃくといわしの煮物

凍みこんにゃく干ししいたけごぼうさやいんげんしょうゆみりん砂糖

230 kcal調理時間40分*干ししいたけ、凍みこんにゃくを戻す時間は除く

こんにゃくといわしを使った、風味豊かな煮物レシピ。いわしのオイル漬けを使った煮物を和風テイストに仕上げています。…

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#3 凍みこんにゃくと五穀米のヘルシーリゾット

凍みこんにゃく五穀米ごはんオリーブオイルにんにくきのこMixブロッコリートマトソースこしょう粉チーズ、等

調理時間約30分

凍みこんにゃくを使ったリゾットのレシピ。凍みこんにゃくはリゾットと一緒に煮込むものと、油で揚げて添えるもののふたつの食感が楽しめます。…

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#4 黒豆

黒豆重曹砂糖ちょろぎ凍みこんにゃく

2560 kcal

黒豆とちょろぎを使った、黒色に赤のちょろぎが映える煮豆のレシピ。黒豆は洗って鉄鍋に入れ、重曹と熱湯を加え一晩おきます。…

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最後に、凍みこんにゃく(乾)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「凍みこんにゃく(乾)」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー192Kcal平均的
炭水化物77.1g
└糖質5.8g低い
└食物繊維71.3g多い
たんぱく質3.3g低い
脂質1.4g低い

「凍みこんにゃく(乾)」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分12.0g低い
有機酸-g無し
灰分6.2g多い
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0.1mg普通
アルコール-g無し

「凍みこんにゃく(乾)」のビタミン・無機質等

ナトリウム52mg普通
カリウム950mg多い
カルシウム1600mg多い
マグネシウム110mg多い
リン150mg普通
12.0mg多い
亜鉛4.4mg多い
0.86mg多い
マンガン1.22mg多い
ヨウ素-μg無し
セレン(0)μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン0μg無し
└β-クリプトキサンチン0μg無し
└β-カロテン当量0μg無し
└レチノール活性当量(0)μg無し
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0.4mg普通
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK(0)μg無し
ビタミンB10mg無し
ビタミンB20mg無し
ナイアシン0.3mg普通
ビタミンB60.48mg多い
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0mg無し
ビオチン-μg無し
ビタミンC0mg無し

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

凍みこんにゃく(乾)と同じ芋のこんにゃくジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
こんにゃく精粉1945.43.00.179.9
こんにゃく50.10.1Tr2.2
生いもこんにゃく80.30.10.13.0
しらたき70.10.2Tr2.9
赤こんにゃく60.20.1Tr2.3
凍みこんにゃく(乾)1925.83.31.471.3
凍みこんにゃく(ゆで)421.30.70.315.5

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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