このページでは、きのこのエリンギを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
エリンギのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはエリンギの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 31 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 6.0 | g | |
└糖質 | 3.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.4 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.8 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、きのこ分類に所属する正式名称「(ひらたけ類) エリンギ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、エリンギがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
エリンギはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
エリンギとは?どんな食材?
エリンギは、きのこの一種であり、日本では古くから食べられてきた食材です。その形状は細長く、白い色をしています。食感はシャキシャキとしており、風味も独特であります。
エリンギの特徴
エリンギは、他のきのこと比べて水分が少なく、繊維質が多い特徴があります。また、栄養価も高く、ビタミンB群やミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。そのため、健康に良い食材としても知られています。
エリンギの味と使い方
エリンギは、淡白な味わいであり、他の食材との相性が良い特徴があります。炒め物や煮物、鍋料理など、様々な料理に活用することができます。また、生で食べることもできますが、加熱することで風味が引き立ち、より美味しくなります。
以上、エリンギの特徴と使い方についてご説明しました。エリンギは、栄養価が高く、食感や風味も特徴的な食材です。ぜひ、様々な料理に取り入れて、美味しい食事を楽しんでください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はエリンギがダイエットにどう役立つか説明します!
エリンギはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
エリンギの栄養データ
エリンギは、以下のような栄養データを持っています。
- カロリー:31kcal(かなり低い)
- 炭水化物:6.0g
- 糖質:3.7g(かなり低い)
- 食物繊維:3.4g(多い)
- タンパク質:2.8g(低い)
- 脂質:0.4g(低い)
- 塩分:0g(無し)
エリンギの健康的な食事への役割
エリンギは、以下の3つの点で健康的な食事に役立ちます。
1. 低カロリーであるため、ダイエット中やカロリーコントロールを意識している方に適しています。エリンギを摂取することで、食事のカロリーを抑えることができます。
2. 糖質がかなり低く、食物繊維が多いため、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。これにより、糖尿病の予防や血糖値のコントロールに役立ちます。
3. タンパク質や脂質が低いため、低脂肪・低カロリーの食事を心掛けている方にも適しています。また、食物繊維が多いため、腸内環境の改善や便秘の予防にも効果的です。
以上のように、エリンギは低カロリーでありながら糖質が少なく、食物繊維が豊富な食材です。健康的な食事に取り入れることで、ダイエットや血糖値のコントロール、腸内環境の改善などに役立つことが期待できます。
おすすめ:エリンギのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
エリンギに含まれる無機質の栄養を解説!
エリンギの特徴
エリンギは、無機質栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
1. カリウムが多い
エリンギは、可食部100gあたり340 mgのカリウムを含んでいます。カリウムは、体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持するために重要な役割を果たしています。エリンギを摂取することで、カリウムの摂取量を増やすことができます。
2. ナトリウムが低い
エリンギは、可食部100gあたりわずか2 mgのナトリウムしか含んでいません。ナトリウムは、高血圧や心臓病のリスクを高めることが知られています。エリンギはナトリウムの摂取量を抑えるために適した食材と言えます。
3. 鉄が低い
エリンギは、可食部100gあたり0.3 mgの鉄を含んでいます。鉄は、赤血球の生成や酸素の運搬に重要な役割を果たしていますが、エリンギは鉄の含有量が低いため、他の食材と組み合わせて摂取する必要があります。
以上のように、エリンギはカリウムが多く、ナトリウムが低いという特徴があります。また、鉄の含有量は低いため、他の食材と組み合わせて摂取することが推奨されます。
エリンギに含まれるビタミンを解説!
エリンギのビタミン含有量
エリンギには、ビタミンD、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンが含まれています。しかし、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは含まれていません。
エリンギのビタミン特徴
1. ビタミンDの含有量が多い
エリンギはビタミンDを豊富に含んでいます。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートする重要な栄養素です。
2. ビタミンB群の含有量が多い
エリンギにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸が多く含まれています。これらのビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に必要な栄養素です。
3. ビオチンの含有量が多い
エリンギにはビオチンも多く含まれています。ビオチンは肌や髪の健康を保つために必要な栄養素であり、エリンギの摂取は美容にも良い影響を与えることが期待されます。
以上のように、エリンギはビタミンD、ビタミンB群、ビオチンを豊富に含んでおり、骨やエネルギー代謝、美容に役立つ食材と言えます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はエリンギの使用例としてレシピをご紹介します。
エリンギを使ったレシピ20選!
#1 牛肉とエリンギの具沢山うどん
牛肉、エリンギ、油揚げ、小松菜、顆粒だし、みりん、砂糖、しょうゆ、うどん、等
このレシピは、牛肉とエリンギの具沢山うどんの作り方です。まずは、エリンギを食べやすい大きさに切り、小松菜を3㎝幅に切り、油揚げを食べやすい大きさに切るところから始めます。…
レシピを見る#2 味噌と練りごまで食べるスープ「豚肉と白菜、エリンギのごま味噌スープ」
豚こま切れ肉、玉ねぎ、白菜、人参、エリンギ、ニンニク、ごま油、牛乳、鶏ガラスープの素、等
豚肉と白菜、エリンギを使った、ごま味噌スープのレシピ。具材をカットし、玉ねぎとニンニクを炒めます。…
レシピを見る#3 生ハムとエリンギ、ちぢみほうれん草のイタリアンオムレツ
生ハム、ちぢみほうれん草、エリンギ、玉ねぎ、オリーブオイル、黒胡椒、パルメザンチーズ、ケチャップ
野菜をたっぷり使った、おもてなしにぴったりなイタリアンオムレツのレシピ。中に入れる食材は冷蔵庫と相談して。…
レシピを見る#4 エリンギとキャベツのワンパンパスタ
パスタ、エリンギ、キャベツ、白だし、しょうゆ、みりん、にんにく、輪切り唐辛子、オリーブオイル、等
エリンギとキャベツのワンパンパスタのレシピ。野菜をざく切りにし、エリンギは縦薄切りにするのがポイント。…
レシピを見る#5 タラとズッキーニ・エリンギのトマト煮
タラ、玉ねぎ、ズッキーニ、エリンギ、にんにく、ホールトマト缶、コンソメ顆粒、ケチャップ、パセリ、粉チーズ、等
タラを使った、フライパン一つで作れるトマト煮のレシピ。野菜たっぷりなトマト煮は栄養満点。…
レシピを見る#6 鮭とエリンギのハーフパスタ
スパゲティ、スパゲティ、エリンギ、エリンギ、小松菜、小松菜、有塩バター、有塩バター、塩コショウ、等
鮭とエリンギで作る、主食にぴったりなパスタのレシピ。パスタの量は少なめに。…
レシピを見る#7 夏バテ防止に!鶏むね肉とエリンギの甘酢だれ
鶏むね肉、エリンギ、トマト、ブロッコリー、ニンニク、甘酒、醤油、ガラスープの素、ごま油、等
鶏むね肉とエリンギの甘酢だれのレシピ。鶏むね肉は甘酒と醤油で漬け込み、片栗粉でコーティングして揚げ焼きにします。…
レシピを見る#8 れんこんとエリンギのペペロンチーノ
れんこん、エリンギ、にんにく、オリーブオイル、唐辛子輪切り、白ワイン
れんこんとエリンギを使った炒め物のレシピ。れんこんとエリンギは食感を意識した切り方です。…
レシピを見る#9 エリンギとねぎのそぼろ炒め
エリンギ、長ねぎ、豚ひき肉、しょうが、にんにく、砂糖、こしょう、ごま油
エリンギとねぎを使った炒め物のレシピ。大きく切ったエリンギとねぎにそぼろで旨味をプラスします。…
レシピを見る#10 エリンギとベーコンのマスタードマヨネーズ炒め
エリンギ、ベーコン、レモン汁、しょうゆ、キユーピーマヨネーズ、キユーピーあらびきマスタード
エリンギとベーコンを使用した簡単マスタードマヨネーズ炒めのレシピ。エリンギとベーコンの相性は抜群。…
レシピを見る#11 鶏むね肉のバジルマヨ焼き 焼きエリンギとミニトマト添え
鶏むね肉、エリンギ、ミニトマト、こしょう、サラダ油、キユーピーマヨネーズ、キユーピーItalianteバジルソース
鶏むね肉を使った作り置きレシピ。そぎ切りにした鶏肉にマヨネーズとバジルソースを揉みこみ、冷凍するだけの簡単レシピ。…
レシピを見る#12 牛肉とエリンギ、パプリカの彩り炒め
牛肉(こま切れ)、エリンギ、パプリカ(1~2色)、みりん、おろしにんにく、粗びき黒こしょう、サラダ油
牛肉と野菜を使ったレシピ。牛肉に食感のよいエリンギ、彩りのよいパプリカを合わせ、シンプルな炒め物にします。…
レシピを見る#13 エリンギのオムレツ、ズッキーニ添え
エリンギ(大)、ズッキーニ、オリーブオイル、こしょう、ケチャップ、しょうゆ、こしょう、しょうゆ、こしょう、等
エリンギを使ったオムレツのレシピ。焼いたズッキーニとご飯を添え、ワンプレートデッシュとして楽しめます。…
レシピを見る#14 鶏肉とエリンギの焼きびたし
鶏胸肉、エリンギ、ししとう、小麦粉、サラダ油、だし、しょうゆ、みりん
鶏肉とエリンギの焼きびたしのレシピ。材料に焼き目をつけてから、ひたし汁に入れることで、見ためもよくなり、香ばしさも感じる一品となっています。…
レシピを見る#15 エリンギの生(なま)しょうゆバター焼き
エリンギ、バター、イタリアンパセリ
エリンギで作る副菜になるしょうゆバター焼きのレシピ。エリンギをバターとしょうゆで炒めるだけの簡単時短料理です。…
レシピを見る#16 豚バラとエリンギのソテー
豚ばら肉(焼き肉用)、エリンギ、大根、レモン(くし切り)
豚バラとエリンギのソテーをおろしレモンじょうゆでサッパリいただくメニューです。豚バラを炒めたあとのフライパンでそのままエリンギを炒めて豚バラの旨味を焼き含めるポイント。…
レシピを見る#17 エリンギとミニトマトのバターしょうゆ炒め
エリンギ、ミニトマト、バター、粗びき黒こしょう
ベストマッチなバターしょうゆ味の炒め物のレシピ。エリンギを薄く平らにカットすると火が通りやすくなり手早く出来上がります。…
レシピを見る#18 ボリューム満点エリンギ入りエビチリのレシピ
エビ、片栗粉、エリンギ、ゴマ油、ショウガ、ニンニク、長ネギ、豆板醤、鶏ガラ出汁、等
エリンギを使った、食感が楽しめるエビチリのレシピ。ごま油やにんにくの香ばしい香りが食欲をそそり、エビのぷりぷりした食感に加え、エリンギのコリコリした歯ごたえがクセになります。…
レシピを見る#19 エリンギのバター醤油焼き
エリンギ、サラダ油、こしょう、バター、しょうゆ、七味唐辛子
ほたて貝柱のようなエリンギバター醤油焼きのレシピ。エリンギを輪切りにするのがポイント。…
レシピを見る#20 オーブントースターでかんたん!鮭とエリンギのマヨネーズ焼き
エリンギ、ミニトマト、パセリ、キユーピーマヨネーズ
マヨネーズでジューシーに、鮭のホイル焼きのレシピ。野菜も全部鮭と一緒に加熱するので、時間のない時にピッタリのメニューです。…
レシピを見る最後に、エリンギの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「エリンギ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 31 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 6.0 | g | |
└糖質 | 3.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.4 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.8 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
「エリンギ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 6 | % | 特になし |
水分 | 90.2 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「エリンギ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 340 | mg | 多い |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | 12 | mg | 普通 |
リン | 89 | mg | 普通 |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.10 | mg | 普通 |
マンガン | 0.06 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | 2 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 2 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 1.2 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.22 | mg | 多い |
ナイアシン | 6.1 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.14 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.16 | mg | 多い |
ビオチン | 6.9 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。