このページではエリンギのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
エリンギのカロリーは31kcal(100gあたり)!これってどうなの?
エリンギの可食部100gあたりのカロリーは、31kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1373位です。これは多い順にすると上位86%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「きのこ」ジャンルのでエリンギのカロリーを評価すると、24件中10位です。これは上位から41%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 31Kcal |
全体での評価 | 1373位 / 1592件中(上位86%…かなり低い) |
「きのこ」ジャンル内での評価 | 10位 / 24件中(上位41%…平均的) |
エリンギはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜエリンギのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
エリンギのカロリーはなぜかなり低いのか?
エリンギは、きのこの中でも特にカロリーが低い食材として知られています。その理由を栄養データから見ていきましょう。
カロリーが低い
エリンギの可食部100gあたりのカロリーは31kcalと非常に低いです。この低いカロリーは、エリンギが糖質や脂質の含有量が少ないためです。
糖質が低い
エリンギに含まれる糖質は3.7gで、他の食材と比較してもかなり低いです。糖質が少ないため、エリンギは低カロリーな食材となっています。
食物繊維が多い
エリンギには食物繊維が3.4g含まれており、他のきのこと比較しても多いです。食物繊維は消化を助け、満腹感を与えるため、ダイエットにも効果的な食材と言えます。
タンパク質が低い
エリンギのタンパク質は2.8gで、他の食材と比べると低いです。タンパク質は体の組織を作るために必要な栄養素ですが、エリンギはその点ではあまり優れていません。
脂質が低い
エリンギに含まれる脂質は0.4gで、他の食材と比べても低いです。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると太りやすくなるため、エリンギはダイエットに適した食材と言えます。
以上の栄養データからわかるように、エリンギはカロリーや糖質、タンパク質、脂質の含有量が低く、食物繊維の量が多いため、ダイエットや健康に気を使っている方におすすめの食材です。低カロリーながらも満腹感を得られるため、食事のボリュームを確保しながらカロリーコントロールができます。ぜひ、エリンギを積極的に取り入れて、バランスの良い食生活を送りましょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「エリンギ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 3.7g | 4 | 14.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 3.4g | 2 | 6.8kcal |
たんぱく質 | 2.8g | 4 | 11.2kcal |
脂質 | 0.4g | 9 | 3.6kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「エリンギ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、14.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
エリンギは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
エリンギは、低糖質ダイエットに使える?
低糖質ダイエットは、糖質摂取を制限することで体重を減らすための方法です。糖質を摂りすぎると、体内で余分なエネルギーとして蓄えられ、太りやすくなってしまいます。そのため、糖質を制限することで、体脂肪を減らすことができます。
エリンギの糖質量は3.7g
エリンギは、きのこの中でも糖質量が比較的低い食材です。100gあたりの糖質量は、わずか3.7gです。この糖質量は非常に少ないため、低糖質ダイエットにおいては、積極的に摂取することができる食材と言えます。
エリンギはダイエットに効果的
エリンギは、低糖質ダイエットにおいて効果的な食材と言われています。糖質を制限することで、体内の余分なエネルギーを使い切り、脂肪を燃焼させることができます。また、エリンギには食物繊維も豊富に含まれており、腸内環境を整える効果も期待できます。
さらに、エリンギにはビタミンB群やミネラルも豊富に含まれています。これらの栄養素は、代謝を促進し、エネルギーの消費を助ける役割を果たします。そのため、エリンギを摂取することで、ダイエット効果を高めることができるのです。
まとめ
エリンギは、低糖質ダイエットにおいて効果的な食材です。糖質量が少なく、食物繊維や栄養素も豊富に含まれています。そのため、エリンギを積極的に摂取することで、体脂肪を減らし、ダイエット効果を高めることができます。低糖質ダイエットを実践している方は、ぜひエリンギを取り入れてみてください。
エリンギは、低脂質ダイエットに使える!?
エリンギは、低脂質ダイエットに使える?
エリンギは、きのこの一種であり、低脂質ダイエットに特に効果的な食材として知られています。その理由は、エリンギが非常に低脂質であることにあります。実際、エリンギ100gあたりの脂質含有量はわずか0.4gと非常に低いのです。
エリンギの低脂質効果
エリンギは、低脂質ダイエットにおいて特に効果的な食材である理由はいくつかあります。
まず、エリンギは低脂質でありながらも、食物繊維や水分を豊富に含んでいるため、満腹感を得ることができます。これは、ダイエット中において非常に重要な要素です。エリンギを食べることで、少量のカロリーで満足感を得ることができるため、食事制限を行いつつも満足感を得ることができます。
さらに、エリンギは低脂質であるため、摂取する脂質の量を抑えることができます。脂質は高カロリーなため、ダイエット中には制限が必要です。エリンギを食べることで、脂質摂取量を抑えつつ、満足感を得ることができるため、低脂質ダイエットにおいて非常に有効な食材と言えます。
エリンギの調理方法
エリンギは、さまざまな調理方法で美味しく食べることができます。例えば、炒め物や煮物、スープなどに利用することができます。また、エリンギは食材の風味を引き立てる能力があるため、他の食材との相性も良いです。野菜や肉と一緒に調理することで、バランスの取れた食事を楽しむことができます。
まとめ
エリンギは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材です。低脂質でありながらも満腹感を得ることができるため、食事制限を行いつつも満足感を得ることができます。また、エリンギはさまざまな調理方法で楽しむことができ、他の食材との相性も良いです。エリンギを積極的に取り入れることで、健康的なダイエットを実践することができるでしょう。
最後に、エリンギの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「エリンギ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 31 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 6.0 | g | |
└糖質 | 3.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.4 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.8 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
「エリンギ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 6 | % | 特になし |
水分 | 90.2 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「エリンギ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 340 | mg | 多い |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | 12 | mg | 普通 |
リン | 89 | mg | 普通 |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.10 | mg | 普通 |
マンガン | 0.06 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | 2 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 2 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 1.2 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.22 | mg | 多い |
ナイアシン | 6.1 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.14 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.16 | mg | 多い |
ビオチン | 6.9 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。