洋食歴20年の料理人hiroです。ちょっとしたパーティーなどおもてなししたい時に便利な、丸いオムレツ「フリッタータ」を作っていきます。具材の色を生かして、ボリュームもあります。フライパンひとつで出来る卵料理です。それでは早速作っていきましょう。
生ハムとエリンギ、ほうれん草のイタリアンオムレツの材料(2人前)
具材
卵M | 5個 | |
生ハム切り落とし | 60g | |
ほうれん草 | 80g | |
エリンギ | 100g | |
玉ねぎ | 1/2個 |
調味料A
オリーブオイル | 大さじ3 | |
塩 | 2g | |
黒胡椒 | 少々 | |
パルメザンチーズ | 8g |
調味料B
ケチャップ | お好みで |
生ハムとエリンギ、ほうれん草のイタリアンオムレツの作り方
フォークを使ってよく混ぜておきます。
生ハムを手でちぎって加えておきます。
ほうれん草は丁寧に水洗いして、泥を落としておきましょう。洗ったら、調理する直前まで水に浸けておきます。大きめにざく切りに。普通のほうれん草でも代用できます。
玉ねぎがしんなりしたら、エリンギを加え、軽く塩と黒胡椒をして、さらに炒めます。
エリンギがしんなりしたら、ほうれん草を加えてサッと炒めます。
炒めた野菜はそのままボウルの中へ
野菜がしんなりしたら火を止めて、生ハム入りの卵液の中へ。フォークなど使ってしっかりと混ぜておきます。野菜の水分や、炒めたオリーブオイルがオムレツの旨味をアップさせます。
一度かき混ぜて成形したら弱火に
菜箸など使って素早くかき混ぜます。こうすることで油と卵液が程よくなじみ、均等に火が入るようになります。
ひと通りかき混ぜたら、耐熱性のあるゴムベラなどを使用して、周りをフライパンの形に沿って丸く成形していきます。
5分経ったらひっくり返します
フタを開けると、フタの周りに水分が付着しているのが分かります。野菜や卵の水分で蒸し焼きにされている証拠です。ゴムベラひとつで返せる方はクルッと返して下さい。フタを使って返すと崩れにくいです。
温でも冷でも楽しめるオムレツ
今回の料理は、イタリア料理で「フリッタータ」という名のオムレツです。主に前菜に使われるもので、パーティーなどでよくメニューに出てくるものです。トマトソースやパルメザンチーズ、オリーブオイルをかけて楽しみます。ベースの卵液を知ると、中に入れる具材を変えて、色んなオムレツを楽しめます。冷蔵庫保存で2日持ちます。是非ともお料理のレパートリーに加えて見てくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。